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とても綺麗だった。

その曇りない青い瞳が好きだった。

頑固だし融通きかねぇし自分のことより他人のことを優先するからいつも心配した。

ちょっとくらい我が儘になれって言っても
「僕は十分我が儘だよ」って笑って
取り付く島もなかった。

いつかこんなことになるんじゃないかって心のどこかで覚悟していたはずなのに

いざ目の当たりにしてその覚悟は脆いものだったのだと自覚させられた。

こいつの綺麗な部分を守ってやりたくて…

こいつが笑顔を絶やさずに居られるように…

そう思ってきたはずなのに…結局は作り笑いにごまかされて無理ばっかさせた。

必ず戻ってくるって約束した。

一番に笑顔を見せると約束した。


フレンの胸を突き刺したその手の感触を

俺はきっと一生忘れることは出来ないだろう。


それでも…もう一度…お前の本当の笑顔が見たくて…

見たくて見たくて見たくて…。



お願いだ…俺の我が儘を聞いてくれ、



俺を置いて逝かないでくれ

俺を一人にしないでくれ…

お前のいない明日は暗くて先が見えないよ。



言いたいことがあるから。


お前をずっと待ってるから。



フレン………。









剣を突き刺すのもどうかと思ったんですが
「殺す」という行動をとるのに首絞めたりするのも生々しすぎるしとか思ったり。


っていうか昨日はワンピの最新刊発売日でしたね。
昨日書くの忘れてましたが…。
以下究極のネタバレ
エース本当に好きなキャラでして…。
色んなところで我慢できなくてネタバレしてたんですけど
それでも原作を読むまでは色々な期待を持っていたのも確かなんですよね。
ちょっとでも生きてる可能性はないものかとか、
このあと大どんでん返しがあるんじゃないかとか。
ビブルカードも燃え尽きて見事に希望は崩れ去ったのですが。
ルフィが精神崩壊するとは思いませんでした。
こういう展開のときでも結構あっさり笑ったりしだすんじゃないかとか思ってたんですが
(多少無理しても。)
あんなに暴れて泣き喚く姿を見ていると本当に大事な人だったんだなと
理解せざるを得ないですよね。
ルフィとエースの幼少のころの話、続きが気になります。

殺さないといけなかったんでしょうか。
これからの展開どうなるんでしょうか。
エースはもう帰って来ないんですね。


アニメのアラバスタのときエースがちょっと同行したりして数話にわたって出演してたんですが
そこのアニメはばっちり全部ビデオに収めております。
見たくてしょうがないけど見たら悲しくなりそうです。
エースが出てきて展開が面白くて助けだせるとばかり思ってたのでわくわくしながら
読んでいたこの数ヶ月…
まさかの展開にちょっと胸が痛いです。
だから短編じゃない死ネタは好きじゃないんだ…。
その人がいなくてもこれからも物語は進んでいくから。
エースとルフィが関わってるところ、もっと見たかった。
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52

フレンを助けるために…
フレンを一度殺す……

「フレンを一度仮死状態にする。毒が完全に回り終える前にね。
 それで毒の細胞は栄養源を失うことになるから弱るはず。
 それからすぐエステルにレイズデッドをかけてもらう。
 でもこれでも確実って言い切れない。
 何も手をくださなくても『満月の涙』で強化した治癒術で治せる可能性だってある。
 だけど私は確率低いと思うわ…それに…」
「『満月の涙』は一度きりしか使えない。」
ジュディスが付け足した言葉にリタが頷く。
「道具が完成するまでまだ時間かかるみたいだから…判断はあんたに委ねるわ」
放心状態でフレンをただ見詰めるユーリに言った。


全員少し離れたところで二人を見守る。
すでに起き上がる力がないのかフレンは横たわり、その傍にユーリはただ呆然と座っている。

フレンを殺さなくても助かる可能性がないわけじゃない…
だがそれは非常に低くて…
フレンを殺せば毒を浄化出来る可能性は上がる…
だが浄化出来たとしても目を覚まさないかもしれない………

ユーリはただ辛そうにフレンを見詰める。
フレンは苦しそうに息をする。
痛いんだろう、苦しいのだろう…
「はぁ…はぁ…ユー…リ……」
「…フレン…」
口から出た声は弱くて頼りない。情けない。
「…ユーリ…」
懇願するような瞳で見詰められる。
何を言おうとしてるかなんてわかる。
お前と俺の仲だ。
「…わかってんのか…?何もしなくても助かる可能性はあるんだ…」
「…でも…確率…低いんだよね…?」
「…でもお前が生きてる可能性は高い…」
「…でも僕はもう長くもたないよ…」
苦笑してフレンが返す。
わかってる…そんなこと…
だけど……

「ユーリ…」
「……」
「…もう一度君の顔が見たいんだ…」
「…フレン…」
「…治る可能性があるなら…それに賭けよう…?
 リタには今までだって助けてもらってたよ…今回も…大丈夫だから…」
「お前の「大丈夫」なほど説得力ねぇもんはねぇな…」
「ふふ…でも…大丈夫だよ。君の…顔…もう一度見るまでは死なない、から…」
虚ろな瞳が揺れる。
目に溜まった涙は一粒零れる。

「ユーリ…僕を…殺してくれ…」

ユーリは俯いたまま動かない。
そのまま静かに時は流れた。
やがてノビスが「道具が出来た」と告げにやってくる、その時まで。

沈黙だった二人の間にどれくらいぶりかの会話が始まる。

「…残酷だな…俺にやらせんのかよ…」
俯いたまま、冷笑しながら言った。
「…ごめんね、でも…ユーリがいい…ユーリなら…後悔しない…から…」
「…本当にそれでいいんだな?」
漸く顔を上げたユーリにフレンはこくりと頷く。
「…わかった…」
お前の望みは俺が叶えてやる。
フレンは微笑んで「ありがとう」と呟いた。


「決まったみたいね」
「あぁ。」
ユーリがゆっくりと剣を抜く。
「ユーリっ!」
「……。」
カロルが心配そうに名前を呼ぶ。
ユーリは何も言わずに目を閉じた。
もう迷うことはない。
「ユーリ…」
「…ん、なんだ、フレン」
「ずっと居てね、…最初に見たいから…」
君の笑顔を…。
「あぁ、ずっといる。約束だ。」

満月の涙を装備したエステルに合図する。
リタが頷く。
「絶対…戻ってこいよ」
「…うん…」

ユーリは剣を振り上げた。





理由なんて適当です。
こういう展開に持って行きたかっただけさ!!


今日の野球は壬の思ったとおりになってしまって面白くない。
虎が再三チャンスをつぶすときって相手のワンチャンスで負けるんですよね。
あーあ、転落した。
でも明日あした!!!
51


「…はぁ…はぁ…」
「フレン、少し休むか?」
辛そうな息遣いを繰り返すフレンにユーリが優しく問う。
しかしフレンはゆっくりと首を振った。
「大丈夫、さっき休んだから…まだいける。」
額には大粒の汗が浮かんでいる。
顔色も悪い。
本当は休んだ方がいいんだろうが多分皆気付いている。
もうその時が迫っていることを…。
先程休憩をとった頃から、いや、もしかしたらその前からか、フレンの体調は急激に悪くなった。
休んでも休んでもしんどそうに息をし、体も怠そうに動きは鈍い。
もしかしたら熱が出ているかもしれない。
何度も血を吐いては「ごめん、大丈夫」と立ち上がる姿は元気だった頃の面影はなく、
皆こんなにはかないものだったのかと見守るしか出来なかった。


数時間歩き続け見覚えのある広間にたどり着いた。
庭のような緑を抜けるとそこはデュークと闘い、星喰みを消滅させたその場所…
「最奥だな…」
「ここまで来るときに辺りは隈なく探したけどそれらしいものは無かったわ。」
「ここに賭けるしかねぇってわけか…」
「ジェバンニの奴、どこで見たかくらい教えとけってのよっ」
リタがこの場にいない人物に怒りをあらわにする。
「しょうがねぇここを隅から隅まで探すぞ」
「わかった!」
「はいっ」
ユーリの言葉に全員が散る。
フレンはデュークと対峙したその場に座り込む。
隣にはやはりラピード。
息の荒いフレンにラピードも心配そうに鼻を擦り付ける。

「これじゃない!?」
「いや、違うな…」
「ではこれは…っ」
「いや、それも違う」
めぼしい石を見付けてはノビスに見せて鑑定してもらう。

フレンは皆が自分の為に頑張ってくれていることを耳で確かに聞いていた。
「…ここでデュークを…倒して…ユーリが…星喰みを…」
意識も途切れそうになる中、フレンは過去の旅を思い返す。
あの時はまだユーリの役に立つことが出来ていたんだなぁ…とぼんやり考えて
やっぱり今の自分は迷惑ばかりかけていると目を閉じる。
情けなくて、申し訳なくて…
ずるりと体がその場に倒れる。

心臓が痛い…

「…っはぁっはぁっっつっ」
「フレン!!」
ユーリが異変に気付いて駆け寄る。

…ユーリ…

がむしゃらに伸ばした手は何かに触れる。
これは…石…?
「フレンっ大丈夫か!?」
「はぁ…ユー…リ…これ…」
フレンが差し出したもの、それは光輝く美しい石だった。
「!!ノビス!」
ユーリがすぐさまノビスを呼ぶ。
それに気付いたノビスが駆け寄る。
「!これだっ間違いない!」
「本当かっフレン、揃ったっ材料が揃ったっすぐ治してやるからな!もう少しだけ我慢しろよ!」
「…っ…は…ぁ…はぁ…うん…」
フレンはそれでもユーリに笑顔を向ける。
「どうする?街までフレン連れて帰る?」
カロルが心配そうに言う。
その言葉に返したのはノビスだった。
「いや、あまり動かさない方がいいだろう…それよりここで合成することも出来るが…」
「!本当か!?」
「あぁ、一応必要なものは持ってきた」
「じゃあここで頼むっ」
迷ってる時間すら勿体ない。
ノビスにはすぐに作業に取り掛かってもらった。

出来上がるのを一行はフレンを囲むようにして待つ。
しばらくフレンを励ます言葉が掛けられていたがリタが話しを始めて皆が黙ってそれを聞く。

「…私の話…聞いてくれる?」
「どうしたの、リタ…」
「…フレンの毒…回りすぎてると思う…
 このままじゃ『満月の涙』を使ったとしても治らないかもしれない…」
「そんなっ」
カロル、エステルがその言葉に顔を青くする。
「……毒を浄化するのに、まず毒の機能を停止させることが必要だと思う。」
「…そんなこと出来んのか…?」
「毒が侵す必要がない体にすればいい…」
「…リタっち…?」
レイウ゛ンが何かに感づいたのか顔を引き攣らせている。
「…一度体の機能を全停止させてからエステルに治癒術をかけてもらう。
 体の機能が停止するとこの手の毒の細胞も機能停止するはずだから…」
「…全…停止…?」
ユーリが繰り返す。
「つまり…」

フレンの心臓を…止める……?







バサラ4日目。
今日は伊達と途中まで風魔を…。
伊達の最後の面怖すぎるんですけど…!
一度やってしまうとどういう面かわかるのでいいのですが
やっぱ初見は怖いです…っ!!
風魔…速っ!!!!
さすが忍者!!!
佐助も使えたらよかったのにーーっ!!!
やはり防御力と体力の少なさには定評がありますねwww
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「んじゃ、タルカロンに乗り込むぜ」
皆がこくりと頷く。
「フレン、約束、覚えてるよな?」
ユーリが振り返って確認をする。
「うん、辛くなったら言うよ」
「ん、絶対だからな」
フレンは笑って頷いた。


皆がフレンの体の調子について聞かされたのは今日の朝のことだった。
皆目を丸く見開いて驚いて、俯いて心配して、
自分のことのように悩んでくれた。
しかしやることは変わらないとなると
「これからも今まで通り接してほしい」というフレンの声を皆聞き入れた。
そうならないように、今一生懸命頑張ろう、と。
フレンは助かるんだから気を遣う必要なんてないんだ、
絶対助けてみせる。

そう話が纏まってフレンを見ると、本当に嬉しそうに笑っていた。


「ここ、足元、気をつけろよ」
ユーリがフレンの手を取り先導しながら後ろに振り返って全員に言う。
タルカロンは地上に落ちた時に色々と構造が変わってしまい、足場も不安定だ。
全員が慎重な足取りで奥を目指す。

しばらく進んだところでフレンの息が荒いのにユーリが気付く。
「フレン、大丈夫か?」
「…うん、まだ大丈夫。」
フレンはふんわり笑ってみせる。
それは気を遣ってるとかそんなんじゃなく、恐らく本心なのだろう。
無駄に我慢癖が付いてしまったフレンにユーリが顔をしかめる。
「あそこにちょっと開けたとこあるだろ、あそこでちょい休憩な」
ユーリが全員に言う。
「え、僕は…」
「せっかく休めそうなスペースあんだから休んどこーぜ、
 次いつ休めんのかわかんねーんだから。」
「………」
「青年の言う通りね、ここ前と大分地形変わっちゃってるみたいだから
 この先どうなってるかわからないもの。」
レイウ゛ンが心なしかフレンを説得するように優しく言った。
「…はい」
フレンはそれに応じて頷く。


軽い食事の用意をする。
フレンは壁にもたれ掛かってラピードの頭を撫でていた。
「…はぁ…はぁ…」
少し息遣いが怪しくなってきた。
「フレン、大丈夫か?」
「…はぁ…ちょっと…辛いかも…」
苦笑しながら見せた弱気にユーリも苦笑する。
苦しんでるはずなのに弱い部分を見せてくれて嬉しいと思ってしまう自分がいる。
「…ちょっと診せて」
リタが近寄ってきた。
「………」
「なんだよ、リタ病気のことまでわかんのか?」
「……わかるわけないでしょーが。
でも見たとこ結構症状進んでるみたいだけど…」
「…はぁ…っ、うっごほっ」
「フレン!」
しばらく咳込んで口元を手で押さえたまま動かない。
くいっと手で口元の血を拭って笑う。
「皆に隠さなくてよくなったから…気が緩んでるのかも…」
今まで隠し通そうという緊張感の中にいたフレンは仲間の前では絶対体調を崩さなかった。
それはいいことなのに、ユーリは苦しむフレンに顔をしかめる。
「…ねぇ…もしかしたら…もう治らないかもしれないわ」
「…!」
「…はぁ……うん。」
リタの深刻な診断にユーリは驚いて目を丸く見開いたがフレンは素直に頷いた。
自分の体のことだから本人が一番わかる。
「気が緩んでることを差し引いたとしても発作の間隔が短くなってるのは確か。
 目がもっと早くにエステルに診てもらえてたら治ったかもしれないのと同じように
 こっちも間に合わないかもしれない。」
「リタっ」
ユーリが喋るのを止めろとばかりに声を荒げた。
「…はっきり言っといた方がいいでしょ?」
リタがフレンを真っ直ぐ見据えて言う。
「ごめんね、辛いこと言わせて…」
フレンが困ったように微笑んだ。
「でもこれはあくまで私の想像だし、どうなるかわからないわ。
 『満月の涙』がどれほどの効力があるかわからないし…」
「うん」
「…助からないって決まったわけじゃねぇんだろ…?」
ユーリが掠れた声で言う。
「…うん…でもこれからそうなる可能性が強くなっていくことは確かよ。」
ユーリが拳を握る。
「…俺ちょっとこの先見てくる」
ユーリが先に進もうとする。
「ちょっとちょっと青年っ単独行動は関心しないわよっ」
それをレイウ゛ンが慌てて止める。
「でもっ」
「フレンちゃん助けたいのは皆同じ。落ち着きなさいな。」
「落ち着いてられるかっこうしてる間にもフレンの体はっ」
「ユーリ」
「!」
言葉を遮ったのはフレンだった。
「大丈夫、まだ大丈夫だから。」
「………」
「まだ、君の隣にいるから。」
「…っ」

リタは黙って見ていた。
もしかしたら…最悪の場合でもあの方法なら、と考えていることを黙って。


だってそれはあまりに残酷なことだったから…。






バサラ3日目。
今日は光成さんをプレイしました~~~
ってか光成かわいいな!!!
好きです、なんか。すごく。
ってか毛利!!あれ、あんなイケメンでした???
壬が見逃してただけですか?
やばいかなりかっこいいんですけど…っ!!!
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「…ん…」
何かの視線を感じて目を覚ますと頭を撫でてくれていたユーリと目があった、と感じた。
「おはよう」
にこりと微笑むと
「…はよ…」
と小さいけれど優しい声が返ってきた。
「…なぁ…ホントにいいのか?」
「?なにが?」
質問だけの簡潔過ぎる質問にフレンが首を傾げる。
「…体のこと…誰にも言わねぇで…」
ユーリの真剣な声に瞬間言葉を失ったが横にやって来たラピードに気が付いた。
「あ、でもラピードは知ってるんだ。ね、ラピード」
「ワウっ」
頭を撫でてやりながら言うと朝だからか少し控えめにラピードが肯定の声を上げた。
「…何だよ、俺だけかよ…」
拗ねたような声を出したユーリに苦笑する。
「ラピード、血の臭いかぎ分けちゃって…ごめんね、ユーリに隠し事するの辛かったろう?」
ラピードの頭を撫でてやりながらユーリの方を向く。
「あとね、ジュディスも…」
「…それだけか…?」
「…うん。ジュディスにも口止めしたから…」
「…そか…」
「やっぱりさ、このままでいいよ。心配かけたくないし…
 治す方法はもう今しようとしてる方法しかないと思うんだ。」
「…でもな、」
「僕は皆に笑っていて欲しいんだ。」
「………」
優しく微笑まれてユーリはそれをただ泣きそうな顔で見詰めた。



「あ、おはようユーリ、フレン!」
「おはようございます」
「おはよーさん」
「…おはよう…」
食堂に降りるとすでに全員揃っていた。
それぞれの朝の挨拶に「おはよう」と返して二人も席に座る。
何も知らないから笑顔を向けてくれる、
それでいいとフレンは思った。
暗黙の了解のように隣同士の席が空けてある。
ユーリがパンを手に取りバターを付けて「ん」とフレンに渡す。
それを「ありがとう」と受けとって口へ運ぶ。
それを見慣れた光景として流す仲間の中で、
それでもユーリの表情が優れないことに気付いたのはジュディスだった。
「言ったの?」
主語なく問われた言葉に皆は首を傾げたがユーリはその表情のまま、
フレンは何を指して言っているかに気付いてふんわりと微笑んだ。
「…うん」
「…なに?」
カロルが気になった様で素直に聞いてきた。
そこまでの素直さはないものの皆も気になったようだ。
「あぁ、うぅん、大したことじゃないよ」
微笑みながら返した言葉にユーリが堪らず声を荒げた。
「大したことねぇわけねぇだろっ!!?」
ガタンとテーブルの上の牛乳が零れそうなほど波立った。
「…ユーリ…」
「何よ何よ!?どうしたのよ青年…」
ユーリはどこにぶつけていいかわからない怒りを拳を震わせフレンを強く睨みつけている。
「…わかった」
「…ユーリ…?」
自嘲気味に笑ってユーリが言う。
「だったら大したことないかここにいる全員に判断してもらおうぜ」
「ユーリっちょっとっ」
フレンが慌てて止めようとする。
「あなたが一番知られたくなかったユーリが知っているなら皆に隠すことはないと私も思うわ」
ジュディスはユーリの肩を持った。
「お前が思うこともわかるけど隠してる事の大きさが大きさだ。
 そんな大事なこと仲間に隠しててそれは仲間って言えんのか…?」
「…それは…でも…」
「そりゃ言っても何も変わらねぇかもしれねぇけど…
 逆に言えばお前一人で悩んだところで何も変わらねぇんだよっ
 だったら仲間に頼れっ支えてやるくらい出来るっ!」
「………」
フレンは静かに頷いた。
そのまま顔を上げずに肩を震わせていたけれど。
「お前自分にばっかり溜め込み過ぎなんだよ…たまには皆に負担かけろ」
「……」
また一つ頷く。

その頭を優しく撫でてやり何がなんだかわからない表情で見詰める仲間に向き直る。
ユーリが静かに話し始める。






今日は野球が11時30分まであったので更新するかすごい悩んだんですが…
ここは意地で更新です。
明日も早いんで急いで寝ます~~。

ずっと売り切れで予約すら停止中だった商品が買えた…っ!!!まさかの復活!!
嬉しすぎるっ!!!vvvvv
しかも壬が購入したら売り切れた。セーフセーフ!!!

バサラは幸村やりました~~
お舘さま…。
48


目が回った。

見えないのに回るとはおかしなことだが、見えなくても回っている感じがするのだ。
「これと一緒の頂戴」と頼んだそれに
店員は見事にオレンジ色をしたアルコールと勘違いしたのだ。
そういえば炭酸が混じってさっきのジュースとは違う感じがしたが
ただの炭酸飲料だと思い飲み干してしまった。
この悪い体調の中でアルコールというのは結構回ってしまうもので…

「おい大丈夫か?」
「ん~ユーリ~」

見事に酔っ払った。

今はユーリの背中に体を預けて宿の部屋へ移動しているところだ。

「ユーリ~」
「何だよ、ご機嫌だな」
「…ユーリは優しいね~」
「酔っ払いの介抱としては普通だろ、別に。」
「ううん…優しい…だから…言えないことがあるんだよ…」
「…は?」
むにゃむにゃと夢の国へ旅立とうとしているフレンを漸く宿に連れ帰り
ベッドに寝かせたところで思ってもみないカミングアウトが降り懸かってきた。
寝かせたフレンの肩を掴み問い詰める。あくまで優しく。
「何だ?お前俺に隠し事してる?」
「…ん?なにが?」
「さっき言ったろ?言えないことがあるって。」
「…ひみつだよ…」
「…あるんだ…」
「…なんでもな…っ!」
「?どうした?」
突然フレンの様子が変わった。
口元を押さえて青い顔をしている。
「なんだ?気持ち悪いのか?洗面所いくか?」
「み…水っ」
「は?」
「水、買ってきて…くれないかな…」
すっかり酔いも冷めてしまってるように言うのに違和感を感じる。
酔って気持ち悪いわけじゃないのか…?
「水っ頼むからっ」
しかし何故か異様に水を欲しがるフレンにユーリは首を傾げながらも水を買いに行くことにした。
「じゃあ行ってくっから…」
手で口元を押さえてユーリの方を見ずに片方の手でいってらっしゃいと告げる。
頭の中に「?」を浮かべながら部屋を出ようとしたその時だった。
「っほっげほっ」
部屋の中から咳込む声がした。
それは止みそうになく、そして酔っているからという理由で起こるものではなくて。
心配になったユーリは急いで部屋に引き返す。
「フレン!?」
ベッドの上を見るとはぁはぁと苦しそうに息をするフレンの姿。
「フレンっ!」
近付こうとすると「来ないでくれ」と強く制止された。
その言葉に一瞬止まりかけたユーリはそれでも荒く息をするフレンが心配で少しずつ近付く。

ベッドの上、白いシーツの上にある汚れを見てユーリは目を見開く。
「おっお前っこれ血じゃねーかっフレンっ」
「…ぁ…はぁ…はぁ…だから…来ないでって言った、のに…」
フレンは振り向きもせず顔を隠すようにシーツに顔を埋める。
ゆっくり肩を抱き顔を見る。
口元から流れる鮮血を見てユーリは息を飲む。
「…いつから…だ?」
「……ユーリ達と…合流してすぐくらいからかな…」
「……なんで、何で言わなかったんだよっ」
声が震えている。泣いているのだろうか。
泣いてくれているのだろうか。
「言っても何も変わらない。することも…僕自身も…」
「そうかもしんねぇけどっ」
「ごめんね、ユーリ…知らなくても良かったことなのに…心配かけちゃうね…」
そう言ってやんわり微笑むフレンは本当に他人のことばかりを考えて、
自分のことなど二の次にしてしまう。
だから自分がフレンを守ろうと思っていたのに…
それすらもこの優しい幼なじみは許してくれない…。
「知らなくてもいいことなんて言うな…」
「ユーリは優しいから…だから知られたくなかった…」
フレンが目に涙を溜めている。
「…ユーリ…お願い、明日からもいつも通りでいてね…?」
「……努力する…」
フレンのお願いなら何でも聞いてきたユーリだが今回は………。
口元についた血を舐めとってやるとびっくりしたように目を丸くして
それから「くすぐったい」と肩を震わせた。

神様、どうか、俺からこいつを取らないで…。






ラストスパートですね。



今日バサラきたーーーっ!!!!
とりあえず家康攻略。
なんか4時間くらいかかった…うろうろしすぎたのもあると思うけど…。
こんなんじゃ全員攻略しようと思ったらどれだけかかるんだよ…
ってか家康のエンディングはちょっと物悲しかったですね。
にしても光成との思い出「頭(こうべ)をたれろ!」って…
なんつー思い出だよ…

あとこれ若干酔います…;;長時間プレイできないぽいよ…。暑さのせいかもしれないけど…。

・雑賀衆が好きすぎる。
・危うく無人馬車に殺されかけた。
・佐助が若干教育方法を変えた。
・鶴姫が仲間になったが何も変わらなかった。
・虎怖すぎる。
47

タルカロンはアスピオから程遠くない、というかむしろ現地だったのだが
もし輝星石が見つかったときのことを考えてそれを見極める者、
ノビスについて来てもらうことにした一行はダングレストまでノビスを迎えに行った後、
タルカロンへ戻ることにした。
だがダングレストに着いた時点で空も暗くなり一行はそのままダングレストで一泊することにした。

「悪いな、突然あんな危険なところに一緒に来てもらうことになって…」
「いや、構わない。もしもの時は守ってくれるんだろう?」
「そりゃもちろんだ」
酒場にて話し合う。
晩御飯を兼ねているのでカロルたち未成年も一緒だ。
レイウ゛ン、ノビス、ユーリの前にはアルコール、それ以外の人の前にはジュースが置かれている。
フレンは体調を考えアルコールは避けたのだが…。

「フレンちゃん飲んでる~!?」
「え、えぇ、まぁ…」
手にはオレンジジュース。
カロルと一緒だ。
「もう無いじゃないの~あ、ちょっとちょっと~これと一緒の頼むよ~」
「は~い畏まりました~」
店員が元気に答える。

「はい、お待たせしました~」
「あ、ありがとう。」
「ふふふ、あなた可愛い顔してるわね~今晩暇?」
「え?あ、いや僕は…むぐっ!」
「お姉さんごめんね~こいつ俺んなの。」
後ろから手で口を塞がれて引き寄せられた。誰にってもちろんユーリに。
フレンは突然のことについていけず目をぱちぱちさせて呆気に取られている。
「何?いい男同士でそんな関係なわけ?こんなんだから私に男が回ってこないんじゃないっ」
「頑張ってお姉さん」
「………。」
ひらひらと手を振り店員をあしらうユーリ。
「…キミね…」
漸くユーリの手から解放されたフレンはじとっとユーリを睨む。
「本当のことだろ?お前は俺の。」
「……っ」
フレンはそんなはっきり言われてしまってもう黙って手元の飲み物を飲むしか出来なかった。
…ジュースだが。

そう、一気に飲んだそれはジュースのはずだったのだ。





今日はバサラ3の発売日ーーーっ!!!
こなかったけどね!!なんか予定日31日とか書いてるし!!
来週忙しいんだけども!!せめて明日来てっ!!!
46


「あれ!?団長っ」
再びアスピオに来た一行にウィチルは再びリアクションをとった。
「やぁ、度々済まない。」
「いえ、別にそれはいいんですけど…今度はどうしたんですか?」
「ジェバンニいるか?ちょっと聞きたいことがあんだけど…」
「俺に何か用か?」
ウィチルの後ろから話しかけてきたのは勿論ジェバンニだった。
フードを深く被っていて顔はよく知らないのだが。
「あんたにちょっと聞きたいことがあってさ」
「?」
「輝星石ってやつ、どこにあんのかわかんない?」
リタが早速本題に入る。
「輝星…石…前どっかで見た気が…」
「!マジでっ!?」
「どこにあんのよ!?」
すごい勢いで聞き返されてジェバンニは若干焦る。
「え、ち、ちょっと待ってくれっ」
「さっさと思い出せよっ」
「そうよ早くしなさいよっ」
「えっえと…あれは確か~っ」
焦れば焦るほど頭は機能しない。
「…二人とも…ジェバンニが可哀相だよ…」
「そうよそうよ~落ち着いて思い出して貰いましょうよ」
フレンの言葉にレイウ゛ンが続いた。
「わ、わり…ちょっと焦っちまった…」
ユーリが頭を掻きながら目をすまなそうに背ける。
「…あっ思い出したっ」
「どこだ!?」
「どこよっ!」
さっき謝ったばかりだというのにユーリとリタと一緒に今度はレイウ゛ンまでもが声を荒げた。
「た…タルカロンに調査に行ったときに…それっぽいのを見た気がする…っ」
ビビりながらも話すジェバンニ。
こちらが頼んでいるのに絡まれているようで可哀相だと思いながら
フレンとエステルとカロルはその光景を見ていた。
「っぽいって何なのよぽいって!」
「近くまでは行けなかったんだ…あそこは新しい魔物とかも住みだしてて結構危険なんだよ…」
「情けないわねぇ…」
「俺はコレクターであってお前らみたいに戦い慣れてねーんだよ!」
リタの言葉に若干赤くなって叫ぶ。
「何でもいいや。とにかくそこにあるかもしれないんならそこに行くまでだ。」
ユーリが話を纏める。
「じゃ、早速出発しましょうか。本物かどうかも怪しいし、見極めるなら早い方がいいでしょ?」
ジュディスが言った。
「そうね、違ったら次探さなきゃいけないわけだしね」
レイウ゛ンもそれに従う意思をみせる。
「んじゃ、サンキュなジェバンニ」
ユーリはもう出口に向かって歩き出していた。
「あ、あぁ…別にいいが…あ、余ったら俺に譲ってくれっ」
「余ったらな」
ユーリが後ろを振り返りもせず右手をひらひらと振る。
もちろん左手にはフレンの右手だ。

「…仲いいな…あの二人…」
ジェバンニが呟くと隣にいたウィチルも頷いた。
「ちょっと前から知ってるけど…あそこまでじゃなかった気がするんだけどな…」
まさか二人が形だけとはいえ「結婚」しているなんて思いもしない二人は
それを若干羨ましいな、なんて半分思ったり思わなかったりの複雑な表情で見送った。
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