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7


「よぉ、お待たせ…!」
ぎこちなく片手を上げて挨拶をした。
「お、おう」
アグエロンもなんだかぎこちない。
控え目にユーリの後ろを付き従う美女。
手は常にユーリの服の袖を握っておりいじらしい。
「えっと…じゃあ、行こうか!」
アグエロンが仕切る。
「あぁ…どこ行くんだ?」
「とりあえず飯かなぁって。どう?」
「あ私それで。あなたは?」
アグエロンの彼女、シーアが聞く。
フレンはユーリの後ろに隠れるようにしてこくこくと首を縦に振ってそれでいいと告げる。
「ふふ、人見知りなのかしら、私シーアっていうの。あなたは?」
「え、ふ…あ、いや…」
くいっと袖を引っ張ってユーリに助けを求める。
「…えーと…レン…レンっていうんだ。な?」
「そ、そう、よろしく…」
シーアにも一度会っているフレンは出来るだけユーリの後ろに隠れていたがシーアが歩み寄ってきた。
「ちょっと二人でお話しましょうよ。女同士で」
ね、と微笑まれる。
「えっと…は、はい…」
フレンはその笑顔におされてついそう返事をしてしまった。


ユーリとアグエロンの後ろ少し間を空けてフレンとシーアが続く。
アグエロンお勧めのレストランへ向かっているのだ。
「ユーリ…お前いつの間にあんな可愛い彼女作ってたんだよ…」
「いや、ホントにな…」
「はぁ?なんだそれ自慢か!?自慢なのか!?」


「ねぇ、レンってユーリと幼なじみなんだよね?」
「え、うん」
「どこが好きなの?」
「え?どこが…?」
「そう。」
「……綺麗…だよね」
「見た目が?カッコイイとは思うけど…」
「…心が。」
「…へぇ~…そうなんだ」
「…ぶっきらぼうな振りして優しかったり…正義感無駄に強くて無茶したり…何だかほっとけないし…」
「母性本能擽られるみたいな感じ?」
「…ぼ、母性…?…あ、あぁ…そんな感じ…」
はは、と渇いた笑いを浮かべた。
男の自分に母性なんかあるのか甚だ疑問だが。

少し先を行くユーリには二人が何を話しているのかはわからない。
耳をすましても聞くことは出来なかった。
でもフレンの顔が少し赤らんでいるように見えてユーリはよくわからない感情にとらわれる。
フレンが顔を赤らめて話す姿なんて見たことなかった。
なんか…腹が立つ…。
異性を意識してるように見えて、面白くなくて、
ユーリはじっとフレンを睨むように見ているとそれに気付いたフレンと目が合った。
だが恥ずかしそうに顔を逸らされてユーリは余計眉間に皺を寄せるのだった。



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半分寝ながらワンピ見てきました。
さて、寝ようか。もう限界だよ。
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6


俺の腕を掴んでいるのは絶世の美女と言っても過言ではない女。
お待たせ…?
と、いうことは…?

ガッと肩を捕まれた。
アグエロンにだ。
「おいっどういうことだよっ顔はどうだろうとか会った瞬間笑うなとか!すっげえ美人じゃねぇかっ!」
「………」
しばらく放心状態だったユーリははっと気付いて目の前の人物の手を掴んだ。
「ちょ、悪ぃちょっと待っててくれ!」
そう二人に言い残して強引に手を引っ張ってその場を離れる。
人通りの少ない路地裏に連れ込んでその人を壁に押し付けた。
「…お、お前…フレンか…?」
「…他に誰に見えるんだ」
「………」
喋り方や声はフレンそのものだ。
だが…これはあまりにも美人過ぎる…っ
無意識に心拍数が上がる。
「…化粧…してんの?」
その綺麗な肌だとか柔らかそうな唇だとかがいつもとは少し違っていた。
ふわりと漂う香りもいつものフレンの匂いではない。
「…朝、宿に行ったら…女将さんに見つかって…
 仕方ないから理由を話したら色々手を加えてくれた…」
「…そ、そうか…」
「…やっぱり変だろ?さっきからよく声を掛けられるんだ…
 皆振り向くし…女装してるのがバレバレなんじゃ…」
「や!その心配は絶対ない!」
だってこんな美人今まで見たことねぇ…っ
「え、そうかな…」
はっきり言い切るユーリにフレンは少し動揺したが
ユーリがそういうなら大丈夫なのかな、と思い直してくれた。
「それより…話し掛けてきたのって…全員男…だよな…?」
「ん?うんそうだね。何でわかったんだ?」
「何でって…お前俺から絶っっっ対離れんなよ!」
「う、うん…?」
ユーリの中にメラメラと何かわからない感情が沸き起こる。
それが嫉妬だなんて気付かない。
「よし、じゃあ戻るか」
とユーリが歩き出そうとしたその時、フレンがハシッと袖を掴んだ。
「なんだ?どした?」
「……あんまり…顔を上げて歩きたくないんだ…」
「あぁ。」
出来ればそうしてくれた方が俺も安心だな。
と心の中で考える。
「だから…前が見えなくて……」
「うん」
「…こうやって…服を掴んでていい、かな…」
「……っ」
ユーリはかぁぁっと顔が熱くなるのを感じた。
「……ぉ、お前が…そうしたいなら…」
「!そう、ありがとうっ」
パッと満面の笑みを花開かせる。
「…――――っ!!」
ユーリは片手で口を押さえた。

やばいやばいやばいっ
好み過ぎる…っ

ユーリは女の子になったフレンに恋をしてしまった。




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※すっごい美人だと思い込んで御覧ください。
5



晴れ渡る青空、清々しい朝の空気。
それとは正反対の空気を全身に纏って朝どん底のようなテンションで部屋を出た
幼なじみを思い出してユーリは思わずくっと笑いを漏らした。
「なんだ?どうかしたか?」
待ち合わせの場所、アグエロンと二人、ユーリの妙な笑いにアグエロンが首を傾げた。
「あぁいやなんも!」
慌てて否定する。
ふーん、とそれでも怪しんでいたがふとアグエロンの方から話題を変えた。
「なぁどんな子なんだ?」
「あ?何が」
「惚けんなよ彼女だよ彼女!可愛い子か?」
「…えーと…いや、顔は…どうだろうな…」
「ふーん、お前ならすげぇ綺麗な子ゲット出来そうなのにな、あ性格で選んだってやつか?」
「せ、性格!?…はちょっと…天然…?」
「へーっなんかすげぇ気になるなぁお前の彼女!」
アグエロンの中で可憐で愛らしい彼女像が出来つつあると感じてユーリは釘を刺しておく。
「期待すんな!?あと見た瞬間笑ったりすんな!?」
「は?笑うってなんだよそんなことしねぇよ」
失礼な奴だな、と言っているとそこに一人の女性が小走りに向かってきた。
「ごめんなさいお待たせしてしまって…」
やって来たのはシーアだ。
「いや全然、待ち合わせ時間まだだし、ユーリの彼女もまだだし…」
「そう、よかった」
にこり微笑み合う二人。
ユーリはそれを見てちょっと後悔した。
こんなほんわか本気同士の二人の中に俺とフレンが混ざっていいものか、と。
フレンの女装の出来を見たことは当然なく、もし笑えないくらい酷かったらどうしようかと不安を抱いた。
まぁそうなりゃそうなったで笑ってさよならすりゃいいかと開き直る。
「ユーリさんの彼女さんどんな方なんですか?」
「顔はイマイチなんだけど天然なんだって」
「イマイチって…そんな言い方ないよ…」
「あ、そうじゃなくてっだってユーリがそう…っなぁ!?」
「いやイマイチとは言ってねぇ」
不安ではあるが。
「なんだよ俺悪者みたいじゃねえかっ」
「ユーリさんが選んだ方ならきっと素敵な人なんでしょうね」
「…ど、どうかな…」
ユーリは渇いた笑みを浮かべた。


「あ、ぶつかった」
「へ?」
ふいにアグエロンがそちらを指さしてユーリに伝える。
どうやら女性が通行人の男にぶつかってしまったようで謝っていた。
慌てて何度も頭を下げてすごい勢いで俯いたまま小走りにこちらに向かってくる。
俯いていて顔はよく見えないがそれでも何となく物凄い美人なんじゃないかと見ていた。
通り過ぎる男どもがこぞって振り返るから。
あんな美人彼女に出来たらどんな気分だろうか。
というか普通に好みな気がする。
この辺で待ち合わせしてんのかと見ているとどんどんこちらに近付いてくる。
そして…

ガシッ

と、ユーリの腕を掴んだ。
「……へ?」
間抜けな声を出したユーリにその美女は少しだけ顔を上げた。
顔は真っ赤で青い瞳が綺麗な…
「…お…お待たせ…」
「………え」
ユーリの思考は一時停止した。
4



「なぁ、やっぱり僕が彼女をやるのはおかしくないか…?」
「今更嫌だとか言うなよ?」
二人はフレンの変装道具一式を買うため市民街へ来ていた。
「嫌っていうか…やっぱり普通に女の子の方が…」
「だから、変なことになると面倒だろ」
「…だからって僕が女装したところで気持ち悪いだけじゃないか…」
「そこはロングヘアーのかつらで顔見えなくすれば大丈夫だろ。」
「…もういいよ…気持ち悪い彼女を連れてってアグエロンに笑われればいいよ…」
フレンは大きく溜め息をついてしょぼしょぼとユーリの後に付いて行った。


「あ、これなんかいいんじゃね?」
店に入った二人、ユーリが楽しそうに振り向いてその手に持っているものを見て
フレンは眉をぴくりと反応させた。
それはミニスカート。
「…君は何を考えてるんだ…」
「や、冗談冗談、怒んなよ」
俯いて拳を震わせるフレンを見てノリの悪い奴だとミニスカートを元に戻す。
「スカートは出来るだけ長いのがいいだろ」
「俺は短いのが好きなんだけどな…見えそうで見えないもどかしさみたいな。」
「君の好みは聞いてない。あ、これにしようかな………虚しい…なんかすごい虚しい…」
スカートを持ってうなだれるフレン。
「気にしたら負けだ。ほら探そうぜ。あ、試着とかする?」
「…するわけないだろ…」
「ですよね、悪ぃ悪ぃ…」
一気にテンションを落としてギロリと睨まれて、ユーリは冷や汗を流しながら謝った。
「いらっしゃいませ、彼女さんへプレゼントですか?」
店員が話し掛けてきた。
「え、あ、はい。あ、お姉さん見繕ってくんない?背格好はこいつとほぼおんなじなんだけど」
「畏まりました~好きな色とかあります?」
「…青…?」
「僕に聞くなっ」
真っ赤になって怒られて、店員は苦笑しながら服を見繕った。


一通り必要なものを揃え終わって
二人は昔から顔馴染みの宿屋の2階の部屋を借りてそこに荷物を置いた。
「よし!手順としてはお前は少し早く宿舎を出てここで着替えだ。んで待ち合わせ場所で合流、と。」
「…気が重い…」
「まぁなるようになんだろ!」
楽しそうに笑うユーリをじとりと睨んだ。
「…遅刻してきたら許さないからな…」
「はい、頑張ります。」
騎士の敬礼をしてわざとらしく言う。

話し合いの結果ダブルデートは明日になった。
嫌なことはさっさと終わらせてしまえばいいとフレンは無駄に決意を固めた。





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最近眠気から全く解放されない壬ですよ~
きましたね!!!ついにきましたね!!!TOXですか!!!!楽しみだきゃほーーーい!!!
女の子が出てきた瞬間に「あ、いのまたさんか」とか思ってたら
男が出る前にキャラクターデザインいのまたむつみ 藤島康介って出たんで
まさかの合作!!??ということで。
なんかユーリとクラトスを足して何か足して何かで割ったようなキャラですね!!(笑)
女の子かわいい~~~っかわいすぎる~~~っ!!!!
三橋とセルティですか。
っていうか女の子名前が…精霊??
男は釣り目な感じなくせして正確はおとなしそうですね。
W主人公とかっ!!!どんなになるんだろう楽しみですっ!他のキャラが気になるっ!!
とりあえずゲーム画面のミラかわいすぎる。
あれ、ティアの時も壬は相当テンション上がってましたがwww

そして15周年おめでとうテイルズ!!!
おお…ガイにメロメロになってからもう5年か…早いな月日って…。
3



「はぁ…なんかすげぇ負けた気がする…」
ユーリはフレンと廊下を歩きながら肩を落とす。
「負けたって?」
首を傾げるフレンにユーリはちらりと目を合わせる。
「あいつ彼女いんだぞ。俺実はいませんなんて負けた気がしねぇ?」
「彼女は競って作るものじゃないだろ」
「でも居たら自慢されるんだぞ」
「…じゃあ作ればいいだろ、モテるのは嘘じゃないんだから…」
「めんどくせぇ」
「…もう何も言わないよ…」
フレンは呆れてその口を閉ざした。


城門前でアグエロンを見たと言う話を聞いたのでそこに向かう。
聞いていた通りそこにアグエロンがいた。
「あ、居た、アグ…エロン…」
そこにいたアグエロンは誰かと微笑ましく話している。
それを呆然と見ているとふと気付いたアグエロンが振り向いて手を軽く上げた。
「よぉ、あ、紹介するよ、今度ダブルデートを引き受けてくれたユーリだ。あと同期のフレン。」
「あ、その節はどうもありがとうございます。」
にっこり柔らかい笑顔が素敵な女性だ。
ぼーっとしたまま見詰めていると、アグエロンがあぁ、と何かに気付いて
ユーリとフレンに照れ臭そうに言った。
「あ、こっち、シーアって言うんだ。その、俺の彼女!」
「よろしくお願いします。」
ぺこりと頭を下げられる。
アグエロンは照れたように頭を掻きながら自慢げに笑う。
「あ、どうも…」
挨拶すると彼女は顔を赤らめながら語る。
「変なことお願いしてしまって申し訳ないです…
 まだアグエロンと二人切りが…恥ずかしくて…ダブルデート引き受けて下さって嬉しいです!」
「えっと…」
ユーリの顔が引き攣る。
フレンも何だか言い出せない様子で口を噤んでいる。
「ユーリさんの彼女さん、きっと素敵な人なんでしょうね」
悪気のない笑顔で言われる。
まずい、ここで否定しておかないと引き返せなくなる。
そう考えたフレンは意を決して口を開いた。
「あの、そのことなんですが実は」
「すっごい楽しみにしてるんです。
 だってまだアグエロンとまともにデートもしたことなくて申し訳なくて…ってすみません、なんでしょう」
「…え……あ…その…それは…楽しみですね…」
「はい!だからユーリさんにはホントに感謝で!」
「た、楽しんでくださいね、…ダブルデート…」
「はい!」
「………えっと…じゃあ僕たちは…これで…」
「あぁ、俺もう少ししたら戻るから!」
「う、うん」
その場を立ち去る。

「…おい…」
ユーリの渇いた視線が突き刺さる。
「だ、だって言えないだろ!?あんな笑顔で楽しみだとか言われたら…っ」
フレンは若干泣きそうになっている。
ユーリはそんなフレンの肩にぽんと手を置いて満面の笑みを浮かべた。
「ま、期待してるわ、可愛い彼女!」
「………」
フレンはじとりとユーリを睨んだ。
2


駆け込んだ先は自分の部屋。
ユーリにはある考えが浮かんでいた。
それには幼なじみの協力が必要不可欠だ。

「は?ダブルデート…?」
「あぁ。」
あらかた話してやはりそこに引っ掛かってその言葉を反復したのは同室の幼なじみ、フレン。
「…へぇ…楽しんできてね」
「ってそうじゃねぇっ知ってんだろ俺に彼女なんて居ねぇのっ」
「…うん、そうだと思った。じゃあどうするのさ、そんな約束して…」
「それなんだよ。俺にいい考えがあるんだ」
「嫌だよ」
「まだ何も言ってねぇだろっ!」
「何となくわかるよ君の言いたいことくらい…」
「…フレン!」
「何?」
「女装して俺のかの「却下」
ユーリの言葉に思いっ切り被せて拒否した。
「何だよまだ最後まで言ってねぇだろっ」
「一番重要なところが聞こえたよっ!っていうか予想通り。絶対嫌だよ、女装なんて。」
「んなこと言うなってーっこんなに頼んでんのに鬼かお前っ」
「どこが「こんなに頼んでる」んだよっとにかく嫌だっそんなの冗談じゃないよ、
 一言「彼女なんていません」って謝ればいいんだろ!?」
「だからそれはなんか嫌だっ」
「君のその意味わからない意地で巻き込まれるのはごめんだっ」
「お前くらいしか頼める奴いねぇだろ」
「女の子に言えばいいじゃないか、バレンタインにいっぱい貰ってただろ」
「勘違いされてマジで付き合わなきゃいけなくなったら面倒だろ」
「それこそ知らないよ……」
「…そうか…そうだよな…俺が悪かった。忘れてくれ…」
ユーリはしょんぼり肩を落としてベッドでふて寝を始めた。
「…………」
フレンは何だかだんだんいたたまれなくなって…

「~っもうわかったよっ」
「えっマジで!?」
ユーリがガバッと体を半分起こした。
「女装はしないっ一緒に謝ってあげるから…本当のこと言おう?」
「………はぁ…結局そうなんのか…」
しかし一人で謝るよりまだマシな気がして、ユーリは渋々頷いた。
1


「ユーリってさ、彼女とかいんの?」
「は?何で?」
騎士団の食堂でふいにかけられたアグエロンの言葉にユーリは目を瞬かせた。
偶然合った同期のアグエロンが前の席に座ってきて何気ない会話を楽しんでいたはずなのに、
突然話が苦手な方へ行ってしまった。
そういやこいつは最近彼女が出来たとかで皆に自慢していたな。
「いやさ、いんのかなぁ~とか思って。」
「そんなん…」
いねぇよと否定しようとしたその言葉はアグエロンの言葉を聞いてついつい真逆な返事を返してしまった。
「居そうにねぇよなぁ~?お前そういう浮いた話聞かねぇし、
 バレンタインにはチョコいっぱい貰うけど全然義理?みたいな?そんな感じだろーっ」
「………言いたい放題じゃねぇか…」
「ほんとのことだろ?」
ユーリはふっと笑った。
「彼女いないなんて誰が言った?」
「え、まさか…」
「居るに決まってんだろ!」
「ま、まじかよっど、どこで知り合ったんだよ!?」
「え?…えーと……幼なじみだ!」
「へぇ~…なんだいんのか~」
ユーリは若干冷や汗を流しながら作り笑いを張り付ける。
「良かったじゃぁユーリに頼もう。」
「は?な、何をだ?」
「あのさぁ…実は俺の彼女がダブルデートしたいって聞かねぇんだ…」
「…だぶるでぇと…?」
ユーリの作り笑いは見事に引き攣った。
「あ、もちろん日程はそっちに任せるから!な、頼むよ」
「や…や!ダメだ!…その…俺の彼女ちょっと…顔があんま綺麗じゃねぇんだ!」
「そんなん気にしねぇよ、要はダブルデートしたいだけだから!」
「…えっと…」
「おっと、休憩時間終わんぞ、じゃあいい日あったら連絡くれよな!」
ガタリと席を立つアグエロン。
呆然と見送るユーリ。
「ちっちょっと待てっマジで困るからっ!!」
ユーリは慌てて拒否しようとしたがアグエロンは足取り軽く既に出口に向かっていた。
止めようと伸ばした手が虚しい。
「…どうすんだ…彼女なんていねぇっつの…」
ユーリは途方に暮れた。
彼女なんていない。
間違っても彼氏なんていない。
アグエロンの言葉につい出た出まかせなのだ。

「………」
ユーリはしばらく立ち尽くして弾けたように駆け出した。




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ここの時点で○○連載というのがわかった方は多いはず。
第2弾とか書いちゃうと余計わかっちゃいますよねwww

今回の連載は皆様気付かれてると思いますがアグエロンと彼女が出てきます。
彼女の名前は「シーア」。
命名のちょっとした由縁はありますがそこは割愛。


Gはイベント消化に明け暮れてます。
そんな中で今度はストラタのドラゴンと戦いに行きました。
もちろんハードで(笑)
レベルはあれから上がってませんwww
でもフェンデルん時よりは結構いくんですけどね。
尻尾振り回されるあの広範囲の攻撃で全滅します。
大体1撃くらったら死ぬという感じ。
メンバー変えたり称号変えたり作戦変えたり…10回以上?挑戦して
無理だったので諦めました。しかし悔しい。
あ、壬のテイルズはライフボトル以外のアイテムは基本禁止です。
出来ればライフボトルも使いたくないですが。
D2でグミ嫌いの称号があってから戦闘中グミ使うのに拒絶反応出るんですよね~;;
今回もグミ使わなかったら特典があるようなので。
ウィンドルのドラゴンの方が簡単ですかね。セーブポイントが近くにないのでやってないですが(笑)
16



「ユーリ大丈夫か?」
ナイレンがキセルをくわえながらユーリの怪我を見て言った。
騎士団宿舎へ戻った二人はナイレンに報告しに隊長の部屋へ来ていた。
「あぁ、大丈夫大丈夫、ダングレストの医者ギルドの連中が大袈裟に包帯巻いただけだから」
ユーリが片手を振ってめんどくさそうに言うとフレンが少しこちらを睨んだように言葉を続けた。
「…嬉しそうだったじゃないか、綺麗な人に看病されて鼻の下伸びてたように見えたけど?」
「あれ、ヤキモチやいてんのかぁ、可愛いなお前」
頭を撫でるとバシッと手を叩かれた。
「ちっちがっ何ですぐそうなるんだっ」
「顔真っ赤。」
「…っぅぅぅうるさいっ」
「怒んなよ、約束だろ?笑顔笑顔」
「こんなこと言われて笑えるわけないだろ!?」
その会話をじーっと見ていたナイレンは煙と共に大きく息を吐き出した。
「お前ら仲いいなぁ…」
「よくないです!」
間髪入れずにフレンが否定した。
「まぁいいわ。フレン、ユーリ不自由だろうからフォローしてやれよ」
「……はい…」
それが嫌がってるんじゃなくて恥ずかしいという気持ちが多く込められているのを感じ取って
ユーリは気付かれないように微笑んだ。


部屋に戻ってフレンに手伝われながら服を着替えた。
もう今日は疲れたから寝ようぜ、と言った俺の言葉にフレンが答えるよりも前に
フレンをベッドに押し倒してぎゅっと抱き着いた。
「ちょっユーリっ」
「もう体動かね…おやすみ…」
さすがにフレンの寝顔にときめいて数日間まともに睡眠をとっていなかったユーリは
すぐにとろとろと重い瞼を閉じた。
赤い顔をして睨んでいたフレンも本気で眠りだしたユーリをたたき起こすような鬼ではないので
諦めて眠りに就こうと目を閉じる。



「…ん…フレン…」
ぎゅっと抱きしめる力が強まってフレンは目を開けるがユーリは眠っていた。
苦笑してもう一度目を閉じて眠ろうとした時。

「…好きだ…フレン…」
「…っ!」
ばちっと目を開けてユーリを見るがやはりユーリは寝ていた。
「…………。……く、も…」
フレンは気付かれないように掠れた小さな声で返事をした。
とろりと優しい目をしてフレンが微笑んで、ユーリに擦り寄ったのにユーリが気付くことはなかった。

しかし夢の中でフレンが優しく笑ったような気がしてユーリの表情がだらしなく崩れたのを
同じくフレンも気付かなかった。




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これにてこのお話はお仕舞いです。
ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました!!!

実は最後の最後だけユーリが寝ているのでフレンの描写となっております。
次は○○連載全18話です(笑)



カーツさんの遺言があったのでそこに行ってみると☆があったので調べてみると
なんかいきなりドラゴンと戦う破目に…。
ハードでやってたのでドラゴンのレベル137。
こっち57くらい?
しっぽで叩かれると即死です。
しかし何ででしょう、なんかうまくやれば勝てる気がするんです。
それがGの不思議です。

なんかもう間に合わないイベントとかありますがこれからサブイベとか消化していきたいと思います。
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