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4


「よ、久しぶりだな!」
「あ、うん、久しぶり…」
仕事の休憩中、偶然出会った二人は何となくぎこちない挨拶をした。
「……最近全く会えなかったな。」
「そうだね。お互い忙しいしね」
「……なんか…機嫌悪いか?」
「!…そんなことないよ?」
焦った…
気持ちを悟らせないように淡々と答えたことがユーリにそんな風に思わせてしまった。
気付かれないように息を吐きだし、そしてユーリを真っ直ぐ見詰めて微笑んだ。
「彼女、出来たんでしょ?」
「は?なんで…」
「下町で噂になってるよ。ユーリが食べさせていけるのかって」
「食べさせてって…気早過ぎだろ…」
ガリガリと頭をかきながら視線を逸らす。
「どうなの?」
「ん、まぁ…うん…。俺のこと…ずっと好きだったらしくて…
 何か…俺の好みとか…よく気付くんだよな……お前くらいだったのにな、そういうのに気付くの…」
「…そっか…」
あれからフレンは彼女によく相談されてユーリのことを話していた。
きっとそのことを元にユーリと話したのだろう。

自分しか知らなかったユーリのことを、一番知られたくない人に聞かせる。
辛いんだよ、ユーリ。
そんな嬉しそうに話さないで。

「…じゃあ、もう行くね。彼女と仲良くね。」

好きだよ、ユーリ。
すごくすごく…大好きだ…

言えなかった気持ちを…
もう伝わることのない気持ちを最後に思いっきり込めた。

「フレン…?」
ぐっと腕を掴まれる。
今にも泣いてしまいそうで、でも我慢してユーリに笑顔を向ける。
「もう…今までみたいには会えないね…」
「………」

その瞬間だった。
ギュッと…引き寄せられて抱きしめられた。
状況についていけなくてフレンは固まる。
「…泣くなよ…」
「…っ…泣いて…ないよ…?」
「泣きそう…お前に泣かれるの…この世で一番苦手だ…」
「…………寂しいなって…思って…」
「これからも今まで通りだ。会えなくなるなんてねぇよ」
「……うん…うん…」
それでも、今まで通りなんてことはきっとないよ。
二人の気持ちは確かに変わっていくんだよ。

フレンはユーリの背に手を回さなかった。
変わりに一粒だけ、気付かれないように、涙を流した。


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コナンのDVDキターーーっ
なんですが…同時に…購入していた某鳥さんパソゲーがきましたのでそっち優先させました(爆)
今深夜にやってるやつですね。どんなゲームかは言わなくてもわかりますね(笑)
すみませんもう淫靡たんが頭から離れなくてついつい…。
まだ序盤ですが展開が予想以上にアニメ通りで逆にちょっとびっくりです。
これからどうなっていくのかわかりませんが~…。

どうでもいいけどすごい左目が痒い…
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3

雲一つない快晴。
清々しい午後、
陽の光りの下。

市民街噴水広場のベンチでそんな空を見上げながら「はぁ…」と溜め息をついた。

あぁ、気が重い…。

フレンはずっと…ずっとずっと…幼い頃からユーリのことが好きだった。
優しいくせに不器用で、感謝されるのが苦手で誤解されるような態度をとって、
御礼なんて絶対に受け取らなかったし、でも困っている人を放っておけなくて…
そんな心優しいユーリのことが好きだった。
それが友情でないことに気付いたのは数年前であったけどきっと多分、
小さな頃から彼に恋をしていたんだと思う。
そんな彼が彼女を作った。
自分はこの気持ちを伝えないつもりでいたし、いつかはこの日がくるだろうと覚悟もしていた。
しかし実際襲ってきた衝撃は想像以上で…
仕事中も上の空で今日はもういいと帰されてしまった。
「はぁ…」
無意識に出る溜め息の回数なんて数える気にもならない。

「あ!フレンフレンーっ!」
その時呼ばれた声に聞き覚えがあってびくりと肩が跳ねた。
ユーリの彼女だ。
「良かった、捜してたのよ」
ハァハァと息をきらせて駆けてくる。
「あの、聞きたいことあるんだけど…いい?」
はっきり言って彼女とは話したくないし顔も見たくなかった。
心臓がギリギリと痛くて息苦しい。
「ん、なに?」
それでもフレンは何でもないような笑顔を向けた。
「あのね、昨日さ、あれ、マーボーカレーの材料よね?」
「そうだね」
「知ってたのよね?ユーリの好物。甘いもの好きなことも」
「……うん…」
なんだかとても寂しい気持ちになった。
「そうよね、親友だものね、そういう話するわよね」
「……そう…だね…」
僕だってユーリから直接聞いたわけじゃない…
気付いたんだよ、ちゃんと自分で。
言ってやりたかったが口をつぐんだ。
「あのね、これからも教えてもらえる?」
「…え?」
「ユーリの好きなもの!ね、いいでしょ?」
この通り!と顔の前で手を合わせてお願いと告げる。
「…それは…」
何て残酷なことをいう人だろう、と自分の気持ちを知らない彼女に理不尽な思いが込み上げる。
「ね、お願い!私ユーリのことずっと好きだったんだっ、ね?いいでしょ?」
「………」

僕だって…ずっと好きだったよ…

君なんかより…ずっと前から…

それでも彼女が必死にお願いしてくるのをどうしても無下に出来なくて、結局こう言ってしまうのだ。
「うん…僕にわかる範囲なら…」

だって優しいから。
フレンの心はユーリのそれに負けないくらい綺麗だから。

泣きたいくらい辛いのに、貼付けた笑顔は決して崩さなかった。





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ネットで購入したCDのケースが割れていた。
2回目なんですけど…っ!!(前はDVD)
前は問い合わせたらケース交換してもらえたのでよかったのですが
今回はどうだろう…。微妙な気がします…。
ネット購入のデメリットですね。
2


すっかり日も暮れて夜空に星が幾つも輝く。
ユーリは仕事を漸く終え帰路につく。
自分の部屋が近付いた頃、美味しそうな匂いがすることに気が付いて顔を上げる。
部屋の明かりが点いている。
まさか、と思い階段を駆け上がった。
ガチャッと勢いよく開けたその先には…
「あ、お帰りなさい、ユーリ!」
「………あ、あぁ…なんだお前か…」

『お帰り、ユーリ!』
と微笑みながら出迎えてくれたのは想像の人物ではなく
最近付き合い出した女性だった。
「何で居んの?」
荷物を置きながら尋ねる。
「仕事から疲れて帰ってくると思って晩御飯作りに、ね。あ、食べる?」
「…あぁ、貰う。」
「待ってて、すぐ準備するから!」
彼女は楽しそうに準備を始めた。

匂いでもわかっていたが、出て来た料理は…
「マーボーカレー…」
「えぇ、実はさっき…」
「よく知ってたな、俺の好物」
「え?」
「え?」
きょとんとした彼女と目が合った。
何だその反応、とユーリが見ると彼女は取り繕うように言った。
「……あ、あぁ!そりゃ昔からずっと見てたし!」
「へぇ…俺ってわかりやすいのか…?」
「え、そ、そんなことはないんじゃない?私ずっと見てたから…っうん。
 あ、あとデザートもあるのよ!あ、甘いもの………は…好き…よね…?」
自信なさ気にユーリに問う。
「ん?あぁ、好きだけど…」
「よね!良かった!ユーリの好きな物なんて見てればわかるわ!」
「…………」

ふと昔のことを思い出した。
『ユーリってマーボーカレー好きだよね?』
『…なんで…?』
今まで誰にも気付かれたことなんてなかった。
『え、だってすごく嬉しそうに食べるじゃない』
『…そうか…?』
『うん。あ、デザートもあるからね、ユーリ甘いもの好きだもんね?』
『…言ったことあったか?お前何でわかんだ?』
『何でって…う~ん…』

『                  』


あれ、あの時あいつ何て答えたんだっけ…
とても嬉しいことを言ってくれた気がするんだけど…。

思い出せなくてすこし胸がチクリと痛んだ。



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今日サイトの漫画をちょっと読み返していたら誤字を発見しましたが
訂正が面倒なのでそのまま放置プレイでいきたいと思います(笑)
思う存分笑うがいいわ!!!
1

その日、フレンは仕事も早くに終え、幼なじみ兼親友のユーリの部屋へ急いでいた。
疲れて帰ってくるであろう幼なじみに手料理を振る舞おうと材料を買い込む。
買い過ぎてしまって少し前が見にくい。
それすらも楽しくてフレンはにこにこと笑みを零しながら急ぎ足。
帰ってきたユーリはどんな顔をするかな、
なんて考えながら。


ユーリの部屋へたどり着く。
カチャリと簡単に開くドアに「まったく…無用心なんだから…」と顔を綻ばせた。
キイ、と音を立てながら両手が荷物で塞がっているのもありゆっくり開けていく。
が、次の瞬間内側から力が加わって勢いよく扉が開いた。
「お帰りなさいユーリ!」
「え……」
扉を中から開けたのは女性だった。
「…あら…フレンじゃない…ユーリにご用?」
それも良く知る人物で…
下町でも美人だとよく噂されていた女性だった。
小さな頃から良く見掛けていてその度彼女はユーリに向かって優しく微笑んでいたのを思い出す。
一緒に遊んだりはしなかったが(何せこちらが体をめいっぱい動かして
遊ぶのに対して彼女らは人形遊びだとかそんな女の子らしい遊びだったから)
よくユーリのことを見ていたのは知っていた。
そんな彼女が、今、ユーリの留守中に部屋にいる…。
フレンは聞きたくないと思いながらも聞いてしまった。
「…どうして…ここに…?」
「聞いてない?まぁ言わないわよね、こんなこと…私たち付き合うことになったのよ」
「………っ」
手に持っていた荷物が急に重くなった気がした。
しかしそれを持ち直そうという考えすら思い浮かばない。
その大量の荷物が目に入った女性は当然のように話を始める。
「あ、もしかしてユーリのために買い物に行ってくれたの?
 私も困ってたのよね、だってこの家何もないんだもの…
 ユーリって自炊とかしないのかしら…」
フフ、と笑う。
そんなところも好きだというように…。
「あ…あぁ…まぁ…その…安かったから…」
「見せてもらえる?」
フレンから荷物を受け取り中をチェックする。
「あ、マーボーカレーが出来そう!果物にクリーム…デザートも出来ちゃうわね!」
「…そう…よかった…」
「あとは私がやるわ。ありがとう」
「……うん…」
フレンは閉じられる扉をじっと見詰めていた。
バタンと閉じられた音を聞いて、胸がズキンと痛んだ。



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彼女の名前は彼女です(笑)

カラオケ行ってきました~~~
が、また一番歌いたかった歌が入ってなかった罠。
くそーーそんなにマイナーか壬のラインナップ…。

あぁやばいすごい眠いよ…。

そういえば友人がバサラにはまったらしい。
そして壬はバサラ3を放置していたことを思い出した。
あ、なりダンも放置してた…
それなのに12月にはGの発売と…
あと末にも1本ゲームがうちにやってくる…
あれーこんなにゲーム溜め込む人じゃなかったはずなんですが…;;
なんでか知らないが時間がまったくない。きっとすごい無駄に過ごしてる。


「で、あれからお前ちゃんと休んでんだろうな?」
「ん?うん。まぁまぁ…」
「まぁまぁ…?」
ユーリの眉がぴくりと持ち上がる。

あの怪我から数週間後、
当時エステルの治癒術で殆ど治ったとは言え、大事をとって安静にしているように言われていたが
デスクワークくらいなら出来ると押し切ったフレンは私室にて書類に目を通していた。
ただし仕事の量の大幅削減を条件に、だ。
このことはフレンの副官にも言ってあって、
フレン第一に考えてくれるあいつなら
フレンを忙殺するような以前の仕事量を何とかしてくれると安心していたのだが、
先のフレンの言葉を聞いて不安が募る。
「…お前前いつ休んだ?」
「ん?1時間前にユーリとお茶飲んだじゃない」
「……フレン…そりゃ休みじゃなくて休憩っつーんだ…」
頭が痛くなってきた…。
ユーリは眉間に手を当ててうなだれた。
「俺が言ってるのは休日!お前が丸一日休んだのはいつだって言ってるんだよ!」
「え……………いつかな…」
「おーまーえーなーぁ…」
思いっ切りフレンの頬を両手で抓ってやった。
「ひ…ひはいひはい…っ」
バシバシと手を叩かれてユーリが手を離す。
ヒリヒリと痛む頬を摩りながらフレンが「だって…」と告げる。
「だってつまんないじゃないか…休んだってすることないし…」
「だからって仕事すんな!気を休めろっつってんだよ!」
「最近は本当によく休憩入れてもらってるんだよ?
 時間がくるとソディアが仕事持って行ってしまうから…」
「…あいつでもそれが限界か…」
「暇も潰れて仕事も片付く、いいことじゃないか」
「だから!時間的には有意義かもしれねぇけど
 お前は全然休めてねぇじゃねえかって何度言やぁわかんだよ!」
「そ…そんなに怒ることか…?」
あまりに大きな声で怒鳴られてフレンは怯んだ。
「前怪我したのだって寝不足と疲労が原因じゃねぇか!」
「今はちゃんと寝てるよ…?」
「今は…ね。とにかくちゃんと休め!
 …心配してんだよ、お前のこと…前みたいになってほしくないから…」
急に悲しげに眉尻を下げフレンの頬に触れた。
「…ユーリ…」
フレンは悪いことをしていた気になってごめんなさいと呟いた。
「…でも…僕がしなきゃ何も進まないし…
 紙にサインしてるだけの簡単な作業に見えるかもしれないけど
 そうしないと仕事も進まないんだよ…」
「そりゃわかるけど…」
フレンの役職はとても重要でむやみやたらに休めないのはわかる。
だけど…
「それに…」
「あ?まだあんのか?」
「…ユーリが居ないから…一人で休み貰ったって楽しくない……し……。」
「…………。」
何だこのかわいい生き物…
「お…まえ…」
こんないつ部下が入ってくるかもわからない真昼間の時間に俺の理性を崩壊させてどうする気だ…
ユーリは打ちのめされていた。
しかしはたと気が付く。
「ん、つまり…俺がいりゃ退屈しねぇってわけだよな?」
「え?」
次の瞬間ユーリはフレンの腕を強引に引っ張って窓から飛び降りる。
着地するときにはしっかりフレンをお姫様抱っこだ。
「デートしようぜ、フレン」
「で…」
フレンの顔は真っ赤に染まる。
いつもの親友通しのお出かけではない。
二人は新たな関係で外へ踏み出す。

どこ行こうか、何しようか、


12


「どこでもいいよ。僕は君といれればどこでも楽しいから」
天使のようににっこり微笑んだフレンが
理性ギリギリのところで持ちこたえていたユーリにどこへ連れて行かれたかは二人だけの秘密らしい。






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これにてお仕舞いです。
この最終話はちょっとおまけ感があるな~って書いてました。
お話的には昨日ので終わっても問題はないですよね。


明日はカラオケ行ってきます!!!
久しぶりだ!楽しみだ!!!
11


「俺はお前のこと好きだぜ…」
「………ぇ…」
か細い声で反応して目をこちらに向ける。
「っつーかぶっちゃけずっと前から好きだった。」
「……簡単に言うんだね…」
まっすぐフレンを見ながら言うユーリにフレンは少し悔しい思いを感じた。
「んなわけあるか。言わねぇつもりだったんだからな」
「…、じゃあどうして…」
その質問にユーリは声のトーンを一段階落として呟くように答えた。
「死ぬと思ったから。」
「……」
「お前が死ぬんだと思ったら…想いを伝えてねぇのが死ぬほど後悔した。」
「………」
「俺らお互いいつ死ぬかわかんねぇような仕事してるし、
 そんなことしてなくても人間いつ死ぬかわかんねぇし…
 しかも…お前の気持ち一方的に聞かされただけだし…」
「そ、それは…」
「…だから言った。もうあんな気持ちを味わうのはゴメンだと思ったから。
 …好きだ、フレン…世界で一番お前が好きだ。」
「…―――っ!」
真っ直ぐ見詰められて伝えられる想いにフレンは顔を一層紅潮させて口元を手で押さえた。
「お前は?お前の好きはどんな好きだ?」
「ぼ…僕…」
「別に俺に合わせようなんて考えなくてもいいぞ。」
「あ、合わせるなんてそんな……でも…」
「何だよ?」
「だって…僕…色々めんどくさいと思うから…」
「めんどくさい?何が?」
フレンの顔はどんどん伏せられていく。
「…僕…そういう…付き合うとか…したことないし…男だし…立場的にも…」
「んなの関係ねぇよ。親友ってだけじゃなくなっても何も変わらねぇだろ?」
「…そうなの?」
「あぁ。それを言うなら俺だってまともに人と付き合ったことなんてねぇしな」
「…それはどうなの…」
「付き合う前から断ってばっかのお前に言われたくねぇっての。
 それに俺はまんまのお前が好きなわけだし、な」
「…っ…………う、うん…」
恥ずかしそうに俯くフレンを見てユーリはにやりと笑う。
「お、今の効いたか?」
「う、うるさいなっ…僕も好きだよ!大好きだ!世界で一番ユーリがす…」
全部聞く前にたまらずユーリはフレンを抱きしめていた。
「すっげー嬉しいっ!」
「……うん。僕も…」
フレンもユーリの背中に手を回す。
フレンの背中には消えない傷痕が残ったけれど、それは二人を結び付けた思い出となった。
10


本っっ気でビビったぜ。
まるで最後みたいに告白してくるしな…
まさかあんな理由で俺にああいう接し方してるなんて夢にも思わなかったが…
俺が言ってたのはお前が休まなくて心配なだけで働きどうこうのことじゃねぇっての…
ちゃんと休めっつったろ、
しっかり体休ましときゃこんなことにはなってなかったっつの…


………
あぁ、そうだ、
聞きたいことあったんだった…

「お前俺のこと大好きなんだって?」


「………」
「何とか言えよ。起きてんの知ってんだぞ」
「…君は…本当にいじわるだね…」
布団を頭まで引っ張り上げて唸っている。
目の前に横たわるこの見慣れた金色、
勿論フレンのものだ。
「うっせぇ。あんな意味深な気絶演出しやがって…寝てましたなんてオチじゃ笑えねぇっての」
そう、あの時意識を手放したフレンだが…気を失っていただけだった。
正確には寝ていた。
フレンがもうこの世にいないだと思うとこの世の終わりすら感じたというのに
放心状態の自分の耳に暫く経ってから規則正しい寝息が聞こえてきたのだ。
あの時のユーリの顔と言ったら…
誰にも見られていなかったのがせめてもの救いだった。
それからやはり猛ダッシュでオルニオンへ連れ帰り
ジュディに頼んでバウルでハルルへ飛んでもらったのだ。
エステルがハルルに居るとカロルが知っていて助かった。
「…あの時は…僕だってもう…ダメかなって…思ったよ…」
フレンが布団で隠した口でモゴモゴと告げる。
「それであんな全部打ち明ける様に告白してきたのか…」
「こっ…告白…」
顔を隠すフレンは残念ながら布団を押さえる手さえ真っ赤だ。
「なぁ、俺のこと好きなの?お前…それってどういう好きだ?」
ユーリが身を乗り出して布団を掴むフレンの手に優しく自分の手を置いた。
顔見せろと言わんばかりに布団を退かすように促す。
「……それは…」
ゆっくり布団から出てきたフレンの表情は紅潮していて目が涙で揺らめいていた。
気まずそうに目を逸らし伏し目がちに言葉を紡ぐ。
やばい…グラリといってしまいそうだ…
元々フレンに言えない気持ちを持っているユーリは理性を必死に守っていた。
顔は多少にやけていたかもしれないが。
「………あの…僕…………」
そう言ったきりフレンの口は止まってしまった。
しかし態度ではっきりわかるそれ。
友情の好きならさらりと言ってのける奴だ。
この恥ずかしがり様はそうでないことを物語る。
「…フレン、俺もお前のこと好きだぜ…」
フレンの目が大きく見開かれた。






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今日はSP見てきました~~~
もうかっこいい!!!主人公がかっこいい!!!(笑)
ほぼアクションでした。アクション好きの壬にとってはとてもよい映画でしたvvv
でもドラマの内容をほぼ忘れてまして…
え、この能力なんだっけ…
係長のお父さんなんでこんなことに…?
先輩ってなんだっけ
などなど色々綺麗さっぱり忘れてた設定の数々。
映画ではまったく振り返りもしないし説明もないので
映画の前に予習してたほうがよさそうですね。

晩御飯のカレーが多すぎた…
バターライス恐るべし。

もう今日は眠いので寝ます!!!おやすみなさい!!!
9


一向に起きないフレン。
だが少しだけ冷静さを取り戻したユーリは自分の震える手をフレンの口元へ持って行った。
微かに息がある。
ユーリは無我夢中で自分の上着を脱いでフレンの傷口を押さえるように巻き付ける。
そしてフレンを抱き抱えると一目散に街を目指して走り出す。
その振動にフレンの顔がしかめられる。
傷口に響くのだろうか、だが構ってやれる余裕が今のユーリにはなかった。
「…ぅ……ユー……リ…?」
「!フレン!」
名前を呼ぶ声がして思わず足を止めてフレンの顔を見る。
うっすら目を開けてこちらを見ている。
「…ゆめ…かな…ユーリは…しばらく…かえってこないって…」
記憶が混乱しているのかフレンは最後にユーリに言われたことを口にする。
その言葉を聞いてユーリは眉根を寄せた。
「…フレ…」
「はぁ…はぁ…あんなに…つめたく…したし…もう…あえないって…かくごしてた…のに…」
途切れ途切れの譫言をぽつりぽつりと紡ぐ。
「フレン…」
「…ユー…リ…おこってる…だろうなぁ…」
「っか!怒るわけねぇだろ!もう黙れ、喋んな!
 すぐ街まで帰ってバウルに頼んでエステルんとこ連れてってやるから!」
またフレンを抱え直して走り出す。
「…ユーリ…もう…君には…きみのせかいが…あるのに…いつも…しんぱい、かけ…
 ぼくのこと…ばっかり……」
「……っ」
ユーリは返事をせずただただ街を目指してひたすら走った。
いつもより遠く感じる。
どれだけ走っても辿り着かない錯覚を覚える。
「ユーリに…しんぱいかけ、ないように…しようって……なのに…やさしい、から…
 だから…つき…はなし…のに……こころが…いたくて…しにそうだ…っ」
ぽろぽろ涙を零しながら夢だと思っているユーリの姿に儚い笑みを向ける。

騎士団長になって、こんなに頑張ってるのに…
ユーリは喜ぶどころか会う度顔をしかめていた。
ユーリだってこんな幼なじみばかり構ってられない立場のはずなのに。
心配する彼の目が辛くて、申し訳なくて、
それならユーリから離れてしまおうと努めて冷たく接した。
それなのにいざ離れられると寂しくて…辛くて…
胸が苦しかった。
こんなだから…ユーリは自分から離れられなかったのだろうに…。
ユーリが心配しないような…立派な団長になれば…君は笑ってくれるかな…。

「ユーリ…だいすき…だよ…」
ユーリの頬に触れようと持ち上げられた手はそれに触れる前に力をなくして下に落ちていった。
「…フレン…?」
急に重くなったフレンにユーリは足を止めて顔を見た。
穏やかに眠るフレンの姿にユーリはこの世の終わりを感じた。




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フレンさんの顔とか綺麗ですみません。
前回とかに頬に血がついた的な描写あったのに。
血とか描くの忘れました(笑)
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