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5


「……留学…?」
一瞬言葉の意味が理解出来ないほどの衝撃だった。
「うん。来週からとりあえず1年。もしかしたら早まったり延びたりするかもしれないけど…」
「…………」

だってないのだ…

「それって…前の…話とか絡んでる…?」

フレンと離れたことなんて一度も…

「違うよ。せっかくのチャンスだし…と思って…」

たったの一度だってフレンと離れたことなんかないのだ。

「……もう…決まってんだな…」
声が震える。
もうすぐフレンと居られなくなる。
それでこんなにもショックを受けている自分に驚く。
「…考えてみればユーリとこんなにも離れ離れになるの初めてだね」
「…そう…だな…」
「……。…じゃあ僕部屋戻るね」
「い…っ」
「え?」
「…あ…いや…」
行くなと叫びそうになった口を必死に抑える。
そんなこと、言える立場じゃないくせに…。
「…な、なぁ、あと一週間しかないんだったら明日どっか行こうぜ?休みだし…」
「え?」
フレンは驚いたように目を見開いてそれから普通な素振りで言った。
「…僕とユーリ?」
「あぁ」
「……。他には?」
「は?」
考えてもみなかった言葉が返ってきた。
「…その…他にも人、いた方がいいでしょ?」
「…あ…あぁ…」
なるほど、そういうことか…
フレンと二人きりで気まずいなんて忘れていた。
「…それは…適当に…誰か連れて来たい奴いたら連れてきたらいいんじゃねぇの?」
本当は二人が良かったとは言わない。
「…そうだね。じゃあユーリも誰か誘っといてね」
「…あぁ」
おやすみ、と言って部屋を出るフレンを見送って今までに感じたことのない空虚感に襲われた。
自分の中でフレンは相当な部分を占めていたんだと気付かざるを得なかった。
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4


あれからフレンとはまともに話してもいない。
それどころか目も合わせず誰が見てもわざとらしい避け方。
周りの友人らもそんな二人の変な接し方に
「何だよお前ら夫婦喧嘩か?」
とからかってきたがそれに対して
「そんなんじゃねぇ!」とつい声を荒げてしまった。


「好きなんだ…ユーリのこと…ずっと…ずっと前から…」

その言葉が頭から離れない。
真っ白になって言葉を出せずにいたユーリにフレンは
「返事はなくてもいいんだ。わかってるから。」
と笑った。
それでも何とか言葉を返したくて精一杯出した言葉は…
「…ごめん…」
たった一言だった。
フレンはその言葉を噛み締めるように瞳を閉じて
「うん…ごめんね、ユーリ…返事くれてありがとう…ごめんね…」
何度もそう言って謝った。
お前が悪いわけじゃないだろ、
と言ってやりたかったのに
そんな慰めの言葉も出せなかった。


それ以来フレンとは距離を置いているわけだが…
いつまでもこんなぎこちない状態で居たいわけじゃない。
むしろ昔のように戻れるならと願う毎日だ。
あんなことを言われたのに不思議と嫌悪感はなく
フレンが自分のことをそんな風に見てくれていたことに対して嬉しさすらあった。
自分にとってフレンは誰にも変えられない唯一の存在だし何よりも大切な人だった。
それは今でも変わらず思えることだ。
しかしお互いの意識が変わってしまった為に相手をそういう意識で見るしかなくなり
結果ぎこちなく居心地の悪い状態になってしまっているのだ。
自分はともかくフレンはフラれたわけだから一緒に居づらいのは当たり前のことだ。
時が過ぎるのを待つしかないのかと溜め息をつく。
ここ最近考えるのはあいつのことばっかりだ。
想いを告げた時の俺を想っての罪悪感の表情、
返事を聞いた後の傷付いた表情、
何もかも頭から離れない。
あんな顔させたいわけじゃなかった。
どうして自分はその想いに答えられなかったのだと自分を恨んだりもした。
真っ白な頭で考えも纏まらぬまま出した返事、
結局のところ自分はあいつのことをどう想っているのかちゃんとわかっているわけではないのだ。


そんなことを悶々と考えていたときだった。

コンコン

控え目なノックが聞こえた。
「はい」と反射的に答える。
「…ユーリ、今いいかな…ちょっと話があるんだ」
「……っ」
聞こえてきた声に息を呑んだ。





なんか突然幽白が見たくなってビデオ引っ張り出しましたwww
でも痛みすぎててひどいことに…;;
3

「じゃああとはこれにサインして、あ、パスポート持ってるわよね?」
「はい。」
「よっしゃ。準備万端ね。」
留学の手続きも滞りなく進んでいき、最後の書類にもサインし終わる。
「んじゃ予定通り来週からだからね」
「はい。ありがとうございます」
手続きの世話をしてくれたレイウ゛ンに礼を言う。
いやいや気にしなさんな、と手を振るレイウ゛ンだったが
書類を手に取りどこか寂しそうな顔をしたフレンに気付いて心配そうに眉を下げた。
「…あれから…どうなの?」
青年とは、と付け足さなくてもフレンにはわかったみたいで困ったような笑みを返してきた。
「やっぱり少し意識されてるみたいです。以前のようにはどうしても…」
「そっか。」
「留学の話があって助かりました。やっぱりこのままなかったことには出来そうにないので…」
寮生活や学校の中では会おうとしなくても会ってしまう。
「そういえば留学のこと青年知ってんの?」
聞いてみるとふるふると顔を横に振られた。
「最近まともに話してませんから…」
挨拶すらもぎこちないというのに普通に会話が出来るわけがない。
「それはダメでしょ、言っとかないと。」
「そう…ですね」
「今日話しなさいよ!絶対!いいわね?」
「はい…」
気が進まなそうなフレンに促したが辛そうな表情を一層濃くしたフレンに
レイウ゛ンも眉尻を下げずには居られなかった。





何か日記を書こうとしてた気がするけど忘れた…
もしかしたら何もなかったのかもしれない。


あ、そうだ。
そろそろこの日記のレイアウトどうにかしたいなぁと…
思い始めてもう1ヶ月以上経つ気がします。
さりげなく色変えとかしてるんですよwww
2


「フレンちゃん大丈夫?」
掛けられた言葉にフレンは理解する。
ユーリから聞いたのか、と。
「はい、答えはわかってましたから…」
フレンは眉を下げながら微笑んだ。

本当は言わないつもりだった。
友情すら壊れてしまうのが怖かったから。
でもいつも胸が痛くて痛くて、苦しくて辛くて…
張り裂けそうなこの想いを彼に伝えたいと思っているもう一人の自分もいた。
彼が何よりも誰よりも大切で失いたくなかったし拒絶されれば生きていけないとすら思ったのに
この想いを打ち明けたのは自分に転機があったから。


「じゃぁ…心残りもなくなったわけね…」
「……そう、ですね…」
それでもまだ悩んでいる自分に苦笑する。
自分の中で決意を固めるように目を閉じた。

「…寂しくなっちゃうわね、フレンちゃん留学行っちゃったら。」
「ありがとうございます。」
フレンは別れを惜しんでくれたレイウ゛ンに笑顔を向けた。


フレンには実は数ヶ月前から留学の話がきていた。
決まってからもなんだか浮かない表情を浮かべるフレンに理由を聞き出したところ
それがユーリの想いであることを知った。
レイヴンはユーリに思い切って告白してしまうことを推薦したのだ。
もし万が一ダメでも外国に逃げられるじゃないかと。
そうして悩んだ末想いを打ち明けたフレンだったのだが結果は知っての通りとなったというわけだ。


「卑怯ですよね…逃げるようで…」
ユーリはもう今までのようには接してくれないだろう。
自分にユーリを思う気持ちがある限り。
だからしばらく時間が欲しいのだ。
気持ちに区切りを付ける時間が。
ユーリがもしも、誰かを好きになって、付き合い出して結婚したとして
それを祝福出来るゆとりを作る時間が。
今は無理だから。

今しかないと思ったから告白した。
もう近くには居られない。
心の奥底で、これは消えない事実になってしまったから。

ただユーリを傷付けてしまったのが何より辛かった。






今日は髪切りに行きました~
若く見られたよ。それが嬉しいのって歳を取った証拠でしょうか…。
1

「好きなんだ」
彼の青はまっすぐこちらを捕らえていた。
「好きなんだよ…ユーリ…」
告げた方は目に涙を溜めて、
告げられた方は時間が止まってしまったように固まった。



「で?なんて返事したのよ?」
ウ゛ェスベリア学園、名物教師レイウ゛ンの私室とも言える場所、物理学準備室。
そこに寛ぐ一人の生徒。
明らかに勉強を聞きに来たという風ではない。
「ごめんっつった。」
「断っちゃったの?」
ユーリの言葉にレイウ゛ンは予想外だわ、とでも言いたげな顔をした。
「いくら気の置けない仲とは言ってもなぁ…俺あいつのことそういう風に見てなかったし…」
「…キツイこと言ったんじゃないでしょうね…」
「言わねぇよ…」
っつーか言葉なんてぶっちゃけ出てこなかった。
何も考えられなくなって、出た言葉は「ごめん」の一言だけだったのだ。

この青年、何より幼なじみである、話題の告白してきた人物、
フレン・シーフォのことが大事なようでとても大切にしているのだが。
その感情は彼の中では家族愛とか、友情だとか、そういうものだったらしい。
一方フレンの方はそこに最愛の人に対して抱く愛情がプラスされていて、
何度も相談にのっていたレイウ゛ンは少し心が痛んだ。
彼に「悩んでるくらいなら当たって砕けちゃいなさい!」と送り出したのは外ならぬ自分。
砕けろとは言ったもののイケると思っていたのだ。
なんせ二人は相思相愛、校内でも堂々といちゃつく名物カップルだったから。
それなのにこのアンチャンは…相変わらずわからない性格してるわ…

こりゃ放課後にでもフレンちゃんの様子でも見に行ってあげないとね、
とレイウ゛ンは物思いにふける。
ばっさり切り捨ててすっきり爽快のはずの青年の表情が
どこか浮かないように見えるのも気にしながら。







というわけで。始まりました次の連載です。
まぁこんな感じですww
フレン→ユーリ色強めの、でもやっぱりこの管理人が書いてるのでユリフレです。

今日は絵は描けないわ眠いわでどうしようかと思いました…;;
こんな絵描くのにどれだけ時間掛かってるんだーっorz
22


「おはようユーリ、朝だよ、起きて!」
「……あぁ…」
むくりと起き上がるユーリ。
それをキョトンと見ているフレン。
「………」
「……何?」
「えっ!?あ…いや、何でもない…」
少し赤くなって目を逸らされた。
「…………あぁ…」
ユーリはニヤリと顔に嫌な笑みを貼付けてフレンに近付けた。
「おはようのキスがないと物足りないか?」
「っ!!ちっ違うよったっただいつもしてることがなくて変な感じがしただけっ!」
「へ~してもらわないと調子出ないってか?」
ニヤニヤとフレンを見詰める。
「してって言ってくれたらしてやるけど?」
「………」
って悩むのかよ!
問答無用で右ストレートを喰らうと思っていたユーリは予想外の反応に若干浮かれた。
こんな話題で悩むところで自分の気持ちに気付いてもらいたい。
ユーリはこの超絶鈍感な幼なじみをまじまじと見つめた。
「…じゃあ…して…?」
「っ!!!!!」
で、出した答えがそっちかよ!
「……じ、じゃあ…」
そっとフレンを抱き寄せて頬の耳の近くにキスを一つ。
改めて言われてやると恥ずかしいものだな…
「……あのさ…」
「ん?」
「レイウ゛ン先生に聞いたんだけど…」
「あ?」
ユーリの機嫌は天から地へ急降下した。
「普通はおはようのキスなんて友達同士ではしないんだって。」
「……まぁ…そうじゃね?」
「えっユーリ知ってたの!?」
「………」
こういうところも可愛いとは思うが
それが当たり前だと思って他の誰かとされたりしても洒落にならない。
「まぁ…夫婦とかしかしねぇんじゃね?」
「…そうなんだ…」
フレンは初めて知ったとばかりに感心している。
「…あの…ユーリ…」
「ん?」
「…ユーリ、もしかして昔からずっと僕のこと好きなの?」
思えばおはようのキスは随分昔からの習慣だ。
「自慢じゃねぇけど小っちゃい頃からずっとお前のこと好きだぜ」
ポンと頭に手を置いて撫でた。
「……そうなんだ……ユーリ…」
「ん?何だよさっきから…」
「…あの…僕も…好きかも…」
「……………は?」
ユーリの時間は一瞬止まった。
「こういうことしても嫌じゃないのって…そうなのかなって思っただけだけど…」
「…へぇ…」
頭を撫でる手を強くした。
そして思いっ切り強く抱きしめた。

早く気付け、早く気付け、
自分の気持ちに早く…

「…ユーリ?」
それまでは何も言わない。
自分から言ってきてくれるのをずっと待ってる。
「…お前何も考えてねぇから喧嘩ばっかになりそうだけどな…」
独占欲の強さは自分でもわかってるつもりだ。
そんなんだからこれからも衝突は絶えないんだろうと苦笑する。
それを聞いたフレンはムッとして
「言ってくれればユーリの嫌がることはしないよ!」
と背中に手を回してギュッとしがみついてきた。

あぁもう何もかもが好きなんだ。
何がって存在が全て好きなんだ。

「フレン!すっげー好きだ!」
言って回した手を強くするとこくりと頷いてフレンも腕に力を入れてくれた。


僕も好きなのかな…
好きなんだろうな…
ユーリといるとこんなに幸せだ。
今日言ってみようかな…
ユーリ、笑ってくれるかな…。

二人はしばらく抱き合って
それから学校のことを思い出して焦ることになる。
いつもと変わらぬ日常、
二人の関係は今夜変わろうとしていた。






というわけで「おはよう。」はこれにて完結です。
お付き合いいただいた方、どうもありがとうございました!!!
次回は…また現パロかな…。
フレン→ユーリ色が強いがやっぱりユリフレな話の予定。



RM3のヒスイやっぱかっこいいっすvvv
「痛いじゃすまねーぞごらぁ!!!」
こういうタイプも好きです。
21



夜仕事が終わって11時過ぎ、昨日のことを引きずってか無言で帰宅する。
ドアを開けると晩御飯の香りがしてフレンがすでに家にいることを知らせる。
一つ息を吐いて廊下を歩き、茶の間への扉に手をかけた。
ガチャ…
控え目に開けられたドアの音に気付いてフレンが振り向いた。
「ユーリ、おかえり」
「……あぁ。」
こんなことになっているというのに普通に笑顔を向けられて挨拶される。
それを見て「可愛いな…」と思ってしまった自分はどこか彼方に葬り去ることにした。
「ユーリ晩御飯は?」
「…もらう…」
「じゃあすぐ支度するね!あ、それとも先にお風呂入る?」
「…飯食う。」
喧嘩していると思っているのはこっちだけだとでも言いたいのか
いつも通りのフレンの態度にユーリは虚しくなる。
意識してるこっちが馬鹿みてぇじゃねぇか…
ってか俺は怒ってんだっつの…
しかめっつらで席についたユーリを見てフレンは一つ小さく息を吐いた。
フレンが台所で鍋を暖め直しているのを座って待つ。
少し間を置いてフレンが話しだした。
「ユーリ、今日レイヴン先生に相談して言われたんだけど…」
「………」
こいつはこの状況で何でおっさんに相談するんだ…
ユーリに気分は更に落下する。
「僕がレイヴン先生と出かけたこと怒ってるってホント?」
「………。」
「……あの時本当は君と映画に行く予定でチケット用意してたんだよ?」
「……」
ユーリの意識が一気にフレンの言葉に向けられたのを感じた。
「でもユーリ仕事入っちゃって誘えなくなっちゃたから…」
「…だからおっさんと行ったってか?」
「たまたまレイウ゛ン先生に会って先生にチケットあげようと思ったんだけど
 受けとってもらえなくて…ユーリも遅くなるって言ってたからいいかなって思った。」
「………」
「ユーリがどう思うのか全く考えてなかった…
 でも僕別にレイウ゛ン先生のことそういう風に見てないし…」
「…おっさんだけじゃねぇよ…」
「え?」
低く静かにユーリが声を出した。
「おっさんだけじゃねぇ。誰と一緒でもムカつくもんはムカつく。」
「…自分だっていつもクラスの皆に囲まれてるじゃないか…」
「あんなんとは違うだろ…」
「違わないよ。僕がどんな気持ちで見てるかわかってないでしょ…」
「どんな気持ちって………もしかして…嫌なの…?」
「…寂しい……って思う。女子がユーリに引っ付いたりすると胸が苦しくなるよ…
 でもだからってそれをやめてくれとは言えない。僕は人気者のユーリも好きだから…」
「………その好きは…何の好きだよ…」
少し期待と困惑が入り混じる声。
「…それは…まだわからない……
 ユーリにはっきりした返事を出せないのにこんなこと言うのはよくないと思う。
 だけど…誤解とかすれ違いとかでユーリが離れて行っちゃうのは嫌だったから…
 僕…そういうことに慣れなくて最近ユーリのこと怒らせてばかりだけど…
 ちゃんと考えるから…少しだけ待ってほしい…と、思う…」
ダメ?と懇願するような瞳を向けられ嫌とは言えない。
「…わかった。じゃあこの間のなかったことにするってのは無しにするわ…」
ってか最初から自分の中では無かったことになってねぇんだけど…
ユーリが頭を掻きながらふいと目を逸らす。
「!ありがとう、良かった!」
「……っ」
心底安心したようなフレンの表情を見てユーリは気付いてしまった。
本人すら知らない気持ちに。
口元を手で押さえて固まる。

それは無意識の彼の告白だったのだ。


出された料理は変な味がした。
それは彼が心を込めて作ってくれた証。
何より美味しく感じた。





この回は相当書き直しました。
明日最終回です。


バイキング行ってきました~~~
その場でクレープを作ってくれるという目玉商品があって
よっしゃ全種類食べるぞーーっ
とか息巻きましたが一つ目ですでに気持ち悪いとかどんだけ甘いもの苦手なんだよ自分っ!!!
基本的に生クリームがダメなんですよね。すぐ気持ち悪くなる…。
でも時々無性に食べたくなるのもまた事実。
大手電気屋うろうろしたら夜になってちょっとマクドで休んで解散しました。
明日もあさっても朝早いので体力回復のために早く寝なくては…。

くらいまっくすのチケットが微妙な当選の仕方して途方にくれている。
20



「…俺…彼女作ろうかなぁ…」
ぽつり呟いた言葉は賑やかだった教室に一瞬のうちに静寂を作り注目を集める。
「はっ?え、彼女!?お前が!?」
「この間までいらねぇっつってたじゃねぇか!」
「ってか返事待ちじゃねぇのかよっ」
「…だから…この傷心な俺を慰めてくれるような可愛い子いねぇかと…」
再び静かになった教室。
が、次の瞬間わっと騒ぎ出す。
「振られたのかよお前!」
「マジで!?」
「振られたっつーか振ったっつーか…」
「え、意味わかんねぇ…」
「ユーリ!だったら私彼女になりたい!」
「あっ私も!」
立候補してきた女子に目線を向ける。
「……う~ん…」
「何よその反応!」
「ムカつくんですけどっ」

その賑やかなやり取りは突き刺さるようにフレンの耳に入る。
「………はぁ…」
最早溜め息しか出ない。
力無く席を立って教室を出る。
ユーリがするその話題を聞くのが辛くて。
胸が苦しくなる。
自分の考えてることがわからなくてどうしていいのかわからなくて
向かった先は…

「や、だからねフレンちゃん…おっさんといると青年にまた怒られんじゃないの?」
「え、どうしてですか?」
レイウ゛ンは物理準備室で盛大に溜め息をついた。
「…とりあえずね、先に映画を見たことを怒ってんじゃないのよ青年は…」
「じゃあ何に怒ってるんですか?」
答えが得られると、期待の目を向けられる。
レイウ゛ンは悩んだ末、この天然くんは一生答えに辿り着かないだろうと教える道を選択した。
「いい?青年はフレンちゃんとおっさんが一緒に居たことを怒ってんのよ。
 嫉妬、ヤキモチやいてんのよ。わかる?つまり青年はフレンちゃんのこと好きなの。」
「あ、それは本人から聞きました」
「あぁそう、だからね…………は?聞いた?」
レイウ゛ンは耳を疑った。
「え、えぇ。」
「青年の気持ち知ってるのに青年が何で怒ってんのかわからないわけ!?」
「あ、の…はい…」
フレンは申し訳なさそうに肩をすぼめる。
…これは…青年に同情するわ…
レイウ゛ンは呆気に取られた。
「…あ~…じゃあわかったでしょ?青年が怒ったワケ」
「…レイウ゛ン先生と一緒にいたから…?」
「何で疑問形?」
「だって…怒られる意味がよく…」
「…だーかーらー…嫉妬だってば!
 わかりやすく言えばフレンちゃんが誰かと映画を見に行ったって行為に青年は怒ってんの!」
「…でもあれはホントはユーリと行く予定だったものですよ?」
「青年にとっちゃそんなこと知ったこっちゃないっしょ。ってか知ってんの?それ。」
「……そういえば…言ってないです…」
「それ言わなきゃいけないっしょ…」
「…口をきいてもらえなくて…」
「それでも耳はちゃんと聞いてるでしょ。言っときなさい、絶対よ?」
「わかりました、ありがとうございます。」
フレンは今夜話そうと心を決めた。






明日はバイキング行ってきます~~~vv(またかよ)
そしてそして!!!!!
今日ヤクルト勝ったーーーーーっ!!!!
おおおすげぇすげぇっ!!!(巨/人ファンの方いらしたらすみません。)
これでクライマックスは甲/子/園!!!
チケット当選してるといいなぁ~~vvv
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自己紹介:
ユリフレが好きすぎて辛い
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