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2



ここは寮の一室。
二人一部屋、簡易的なキッチンも備え付けられているが食堂もあるため出番は少ない。
狭いキッチンでフレンはユーリの好物であるマーボーカレーを作る。
味覚にやや難ありのフレンだがマーボーカレーに関しては
ユーリの好きな調味料とその量を把握しているため問題ない。

フレンがあらかた出来上がったマーボーカレーの鍋に蓋をして
ベッドで漫画を読んで寛ぐユーリのもとへいそいそと移動した。
「ユーリ、今日の晩御飯何だと思う?」
にっこり笑顔で尋ねる。
「…マーボーカレーだろ?」
漫画から少し目線をフレンに向けて答えた。
「リアクション薄いね」
「だってさっきから匂ってるし、っていうかなんかあんの?」
「なんなあるって何?」
フレンが首を傾げる。
「なんか言いたいこととか?謝ることとか?」
「………僕が君の好物を作るのに何か後ろめたいことがないといけないの…?」
「いやそういうわけじゃねぇけど…」

ブーブー…

その時何かの振動音が聞こえてきた。
ユーリの携帯が鳴っている。
「ん、電話か…はいもしも~し」
「………」
話を途中で遮られてフレンはその場に立ち尽くした。
「え、まじで?行く行く、じゃ」
ピッと通話を切る。
「…どこか行くの…?」
「あぁ、食堂で皆でなんか面白いことやってんだと。お前も行かね?」
「…食堂って…食べてくるの…?」
「そうなるんじゃね?」
「…今日はマーボーカレーなのに…?」
「カレーは明日でも食えるだろ?な、行かねぇの?」
「………行かない…」
フレンは小さな声でそう答えた。
「ふ~ん、じゃあ行ってくるわ」
すっとフレンの横を通り抜けてユーリは部屋から出て行った。

フレンはただその場に立ち尽くして締め付けられるような胸の痛みを感じていた。
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1


「なぁフレン、宿題見せて」
「だ・め・だ」
予習をするフレンの元へノートを持って近付いたユーリは短く切った3文字で一刀両断された。
「なんだよいいだろ減るもんじゃあるまいし…」
言いながら前の席に座る。
「減るよ、君が努力する機会が。」
「……ケチ…」
「あのねぇ、僕は君の為を思って…」
「俺のためを思ってんなら見せてくれよ、次の時間じゃ絶対間に合わねぇだろ」
「だから昨日あれ程言ったのに…」
「悪かった、明日からはちゃんとするから!な?」
「………。」
毎度毎度「明日からは」って…
そんなことで騙されると思っているんだろうか。
騙されるわけじゃない。
ただ甘いからここで折れてしまうだけ。
ちゃんと明日からはやるんだよと伝えようとしたその時だった。
「ユーリ、私が見せてあげようか?」
一人の女子がユーリに声をかけた。
「えっマジで!?」
声のした方に満面の笑顔で振り向いた。
「いいわよ、あってるかはわかんないけどね」
「いやいや何でもいいって、サンキュ」
席に戻る女子の後ろに付いていく。
女子の席の前に座って書き写す。
「俺も俺も!」と女子の周りに生徒が集まってきた。
「なんだよ俺が見せて貰ってんだからな、見えねぇだろこらっ」
「独り占めすんな」
なんて楽しそうな会話を聞きながら完全にタイミングを失ってしまったフレンは
ノートをそっと机の中に戻した。
賑やかなその笑い声を聞きながら窓の外を見てはぁ、と溜め息一つ。
ユーリとは恋人になれたはずなのに、何も変わらない。
それ以上に今は……

フレンは今日はユーリの好きなマーボーカレーでも作ろうかな、なんて考えた。




--------------------------------------------------------------------

昨日ぽつりと(ぽつり?)誕生日だと書いたらお祝いのコメントをいただけました。
なんて心優しい方々に見守られているサイトなのでしょうか…っ!!幸せ者です…っ!!(感涙)
しかしこんな病んでる系の連載開始ですみません…。
全9話です。
これからどんどん病んでいきます。
最後に書いたんじゃ遅い注意書きですが学パロです。
10


「…や、だから昨日の話なんだけど…」
ユーリは同じベッドで俯せに枕に顔を埋めているフレンに願うように呟く。
「昨日…?」
少し目線をユーリに向けてフレンは顔を見たがそのまままた枕の中へと視線を戻してしまった。

あぁ、やっぱりこういうオチなのか…。

ユーリはついにがくりと肩を落とした。
「…覚えてないですか…」
「………何かあったっけ…?っていうかすごい頭痛いんだ…あまり話し掛けないでくれないか…」
俯せたまま首を傾げたフレンだったがそれ以上は対応出来ないとばかりの言葉を投げ付けてきた。
だがこれは引き下がれる問題か。
何としても思い出してもらわないと困る。
「フレン、昨日俺のこと好きだって言ってくれただろ?」
「……僕そんなこと言ったの…?」
顔を上げないまま篭った声で返してくる。
「あぁ。確かに言ってたぞ。応援したいけどしたくないって。」
「…………ユーリ…」
「ん、何だ?」
期待と不安の目を向ける。
「…わかったから…とりあえず後で話そう、今は放っておいてくれないか…」
「………」
恥じらったりごまかしたりという気配もない。
そんな態度を取るのもしんどいほど調子が悪いということか。
だがここで引き下がってはいけない気がする。
せめて約束を取り付けておかないと。
「じゃあその時お前の気持ちを聞かせてくれるか?」
「……もう聞いたんじゃないの…?」
「素面ん時に聞きたい。」
「…………。」
フレンは暫く黙ったと思ったらその体勢のまま言葉を紡ぎだした。
「………好きだよ…」
ぽつり伝えられた言葉は小さくてはかない。
「………」
「……好きだよ…………二日酔いだけど頭は冴えてる、今言ったことは忘れないから安心して」
フレンはまだ顔を上げない。
「……………」
ユーリはもう我慢の限界だった。
どさりと俯せに寝るフレンの上にのしかかって頭の上に顎を置いた。
「…なに…重いんだけど…」
フレンが酷く不機嫌な声を出す。
「俺のお前への愛の重さに比べたら軽いもんだ」
「………そんなに重いの…?」
「あぁ。すっげー重いから覚悟しとけ」
「………うん」
枕に顔を埋めたまま頷くフレンを優しく撫でて顔を近付けた。
耳元に囁く愛の言葉。

「             」

「っ!!?」
フレンはばっと起き上がって赤い顔でユーリを見る。
そのユーリがとても優しく笑うから言葉が喉から出なくてフレンはそのまままた枕に倒れ込んだ。
「……ユーリってそういうこと言う人だったんだ…」
顔は真っ赤、目は逸らす。
「言ったろ、俺の愛は重いから覚悟しろってな」
一つ唇にキスを落として、ユーリは余裕のある顔で微笑んでいた。
心臓が足りないかもしれない、とフレンは真面目に考えながら、痛い頭をまた枕に埋めた。




-----------------------------------------------------------------------------

ユーリが囁いた愛の言葉は御想像にお任せします。
精神的大人なユーリが囁く言葉なんてお子様な壬にはわかりかねますwww
この話はこれで終わりです。
お付き合いありがとうございました。
次はユリフレが病んでるお話です。


ということで誰も気付かないだろうから言っておこう!
今日は壬の誕生日!!!なのですよねぇ~実は。
あぁまた一つ歳を取ったのか…。
9


「………」
「………」
しばし見詰め合う二人。
が、フレンが何でもないように行動を再開した。
「…お酒…」
体ごと伸ばしてくるフレンにユーリははっと気が付いて酒を出来る限り遠ざける。
「ちょ、やめろって、飲み過ぎだっ」
「飲みたい気分なんだっ」
「なんでだよ、どうしたんだ?フレン」
理由を聞くように言うとフレンはぴたりと動きを止めた。
少しためらったようだが酔った頭ではそこまで考えられないのかすぐにゆっくり口を開いた。
「……本当は嫌なのに…」
「ん、何か嫌なことがあったのか?」
泣きそうなフレンの表情にユーリは少しだけ体を起こして顔を覗き込んだ。
「…本当は…応援なんてしたくない…」
「…ふれ」
「…でもユーリはあの人が好きなんでしょ?」
「…あのな、フレン、そのことなんだけど…」
「ユーリが幸せだから…応援しようって決めたんだ…」
「…フレン?」
堪えられなくなった涙をぽろぽろと落としながら言うフレンにユーリは優しく声をかける。
「応援するのが嫌なのか?」
「………うぅ…」
「そっかそっか、ならしなくていいからな?ってかそれ勘違いだし…」
ユーリは上半身を完全に起こして足の上に座るフレンの頭をぽんぽんと撫でた。
するとフレンは零れる涙を手で拭いながら首を振る。
「…っちゃんと応援するっ」
「や、だからいいってば…辛いんだろ?俺だってお前にそんなこと言われんの辛いし…」
ユーリも手でフレンの涙を拭ってやる。
「…だって…」
「ん?」
「…僕だって…ユーリのこと好きなのに…っ」
「…………………フレン?」
聞き間違いか、疑った分だけ間が空いた。
「…好きだから応援したい…っでも応援したくないっ
 ユーリなんて振られちゃえばいいのにって思ってるっ……ごめんなさいユーリ…」
「………………。」
声を出して泣くフレンにユーリはただ絶句した。

なんて言った?
好きだって?
俺が振られればいいって…
あんな笑いながら心の中ではそう思ってたのか…?

「…………っ」
ユーリの顔はみるみる赤くなっていった。


ユーリは思いっ切り目の前で泣きじゃくるフレンを抱きしめた。
「!?ゆーり!?」
わけがわからず混乱したようなフレン。

俺のことばっか考えて、
自分そっちのけで、

「フレンっ俺もお前が好きだ…っ!!!」
「っ!!」
フレンはびくんと反応する。
顔が見えるくらいまで体を離して、
我慢できなくて勢いに任せたような荒々しいキスをした。

何度も何度も重ね合って、
目が合った瞬間フレンはとても幸せそうな顔で微笑んでいた。

そして安心しきったように眠ってしまったフレンを抱きしめたユーリもまた
今までに感じたことのない幸せを感じていたのだ。




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フレンktkr-----っ!!!!
わーやっと…っやっとフレンちゃんに会えたーーーっ!!!
おはようございます、ルークさま
声付きGJなむこーーーっ!!!

ルークが可愛すぎるんですがどうしましょう。
クレスとロイドの手合わせを羨ましそうに見てるルーク。
そういえばファンダムでルークの友達になってくれた2人でしたね。
ルークと早く友達になってほしいです(><)
ユーリとの絡みも素敵でした。
ユーリの「お子様」発言に激萌え!!!
ルークの脅しがお父さんに言って牢屋に入れてもらうというなんともかわいらしいものだったので
更に萌えました。ほんとに子供だなwww
ガイさま早く現れないかな~~vvv
早くルクガイ見たいですvvvvv


S OVAきました~~
パパがロイドを押し倒していてびっくりしました(笑)
あれ、いつの間に瓦礫なんて落ちてきたんですか?
何度見ても見逃すんですがwww
あと触手。
コメンタリー聞いて笑いました。
「美少女と触手とおじいちゃん」(爆笑)
言ってるそばからおじいちゃん死亡。
本当、この2人は面白いですよね。
何気におたすけDVDも楽しみにしておりますwww
8


ユーリが店を出たのは日付が変わって数時間経った頃だった。
突然忙しくなって、たちの悪い酔っ払いも続出。
後片付けを終わらせて帰宅している最中だ。
「今日はご苦労様、残ってもらえてほんと助かったわ、これ今日の分ね」
と手渡された給料袋は少し重い気がした。
「ちょっと入れすぎだろ」
「用心棒代も入ってるから」
とにっこり笑われて、ユーリは「じゃあ有り難く…」と受けとった。

そんなことより早く帰りたいのだ。
フレンはもう寝てしまっただろうか。
ユーリは猛ダッシュで家を目指した。


ユーリが家の前まできたとき部屋の明かりが点いているのを見た。

…まだ起きてんのか…?

ユーリはそれを確認するや否や部屋への階段を二段飛ばしで駆け上がった。

がちゃ

扉を開ける。
静かだ。
電気を点けたまま寝てしまっただけか…?
ゆっくり奥へ進む。
フレンはテーブルで俯せになっていた。
やっぱり寝てんのか…。
ユーリはフレンの所に近付いてフレンをベッドで寝るように起こすことにした。
寝ているのを起こすのは可哀相だが風邪でも引いたら大変だ。
話はまた今度だな、なんて考えながらフレンの肩を優しく揺すった。
「フレン、フレン。起きろって、風邪引くぞ、寝るならベッドで…」
「…ん…」
フレンが気が付いてゆっくり顔を上げる。
「…はれぇ、ユーリだ…早かったんらね」
「…は?フレンどうした?」
確かにフレンは寝起きに少し寝ぼけることはあるがこれは…
目もとろんとして顔も赤く…
まるで酔っ払い…
そういえばフレンが抱えてるこれって…
ユーリがフレンが大事そうに抱えていたビンを取り上げる。
「あっ何するんらっ」
「…やっぱ酒じゃねぇか…しかもアルコール度数結構高ぇし…」
「返してユーリっ」
覚束ない様子でビンを奪い返そうと手を伸ばしてくる。
「だーめだって、お前酔っ払ってんじゃん」
「む、酔ってないよっ」
口をへの字に曲げてユーリを睨み上げる。
「………、」
見上げてくる視線にくらくらする。


今までこんなに無防備なフレンはいただろうか。
天然なくせして隙はあまりないフレンだ。
いつも俺の方が酔い潰れちまうからフレンはお酒をそんなに飲まない。
しかし今、こんなにも無防備なフレンが目の前にいる。

ぶっ飛びそうな理性を何とか保ってビンを高く上げてフレンの手から遠ざけた。
「だめだって、おとなしくしろ」
「や、ユーリのいじわるっ」
「いじわるってお前…っておわっ!」
ガタン
部屋に椅子が倒れる音が響く。
「………」
「………」
気が付けばフレンがユーリの上に跨がるような格好で二人は床に倒れていた。





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マイソロ漸くゼロスくん参入しましたーーっ!!!
これでまず一つ壬のお楽しみ消化www
っていうか…っていうか…アスベル…なんでフレンちゃんと別行動なんだよーーーっ
とりあえずアスベルだけ加入。
そうか…上司なんだね…偉いんだね、フレン…。
いつになったら参入するんだろう。
そしてルークとガイとアッシュはいずこ…。
今遺跡行ってとりあえず2回ほど全滅しましたwww
うん、わかってる。主人公のレベルと作戦がだめなんだよね。(転職したて)
レベル低いくせに恐れを知らないから思いっきり前衛で突っ込んでいくのがだめなんだよね。
でも壬はアンジュ使いたい。(おい)
7


「これと…あとこれ下さい」
「おやフレン今日はご馳走なんだね」
八百屋で買い物をして帰る。
いつもよりたくさん買うフレンにおかみさんが「何かいいことあったのかい?」と尋ねてきた。
「えぇ、頑張ってもらおうと思って」
「あぁ…あのねぇフレン…それなんだけど…」
旦那さんから大体の話を聞いていたおかみさんは
何のことを言っているのか察して話し合ってみろとフレンに伝えようと試みるが…
「ユーリ喜んでくれますよね?」
と笑顔を向けられて「…そうだね」と笑顔を返すしかなかった。
「あっそうだわ!」
おかみさんは何か思い出したように一度店の中に引っ込んだ。
それから暫くしてビンを抱えて戻ってきた。
「これこれっ結構いいお酒らしいからご馳走に合わせて飲んじゃいな」
「え、そんな悪いです、いいお酒なんでしょ?」
「あぁうちは私も旦那もお酒飲まないからね、あっても宝の持ち腐れなのさ」
そう言って無理矢理持たされたそれを抱えてお礼を言う。
「ユーリによろしくね」
「はいっ」
それを抱えて家路を急ぐ。
おかみさんは走り去るフレンを見ながら
酒の力でも借りてなんとかやりな、ユーリ
とエールを送るのだった。

ユーリよりも早く帰って料理を作らなくては。
今日はユーリ閉店までじゃなかったはずたがら早く帰ってくる。
フレンは歩くスピードを一層速めた。




料理も完璧、あとはユーリが帰ってくるのを待つだけだ。
しかし待てども待てども帰ってくる気配はない。
「……どうしたんだろ…」
ついに日付が変わってしまった。

「………もしかしたら…」
もしかしたらあの女の人と何か進展があって…
今あの人と一緒に居るんだろうか…。

何だ、自分が何かをする必要なんて何もなかったんじゃないか…

無性に悲しくて寂しくて…
キリキリと心が締め付けられた。

泣きたくなってきた。
あまり考えていなかったが自分は失恋中なのではないのか。
フレンはふと視線を横へ向けた。
そこにはおかみさんに貰ったお酒のビン。
「………っ」
フレンは勢いよくそれを掴むとその勢いのまま蓋を開けた。

フレンはビンごと呷った。
6



あんなに顔を近付けて、相手の人の顔は少し赤いようだった。
毅然に振る舞ったつもりだったが内心ではかなり動揺していた。
扉を開けたらそういう状況で、声が出なくなって、だから荷物だけこっそり置いて行こうとしたのに。
うっかり物音を立ててしまいばれてしまうという失態。

自分はこれからあの二人を応援することになるのか…
少しちくりと胸が痛んだが関係なかった。
それがユーリが望むこと。

気を取り直して店に戻る足を速くした。
今日はご馳走でも作ろうかな、と心の中で強気に振る舞った。


思えばユーリの視線の先にはいつも年上の女性がいた。
精神が少し大人な彼はしっかりしたタイプの女性に惹かれることが多かったのだ。
こんな子供っぽい自分ではなかった。
始めからわかっていたことだった。
ユーリが幸せなら僕は……。



「誤解ってまさか今の見てか!?」
「…まぁそうよね~、しかも相手がこんな美人じゃ…」
「真面目に話してんだよっ」
「失礼ね、私だって真面目よ…」
ムッとユーリを睨みつける。
「あぁ…これであいつまた変な方に勝手に考えるんだ…」
「…いっそホントに付き合っちゃう?」
「いやいい。」
「ちょっとは考えなさいよ!」
「本気じゃないだろ?」
「あら、あなたがその気なら是非よ?私ユーリののこと結構好きだし」
「へぇ、知らなかったな」
「で、返事は?」
「じゃフレンに振られたら考えるわ」
「じゃあ期待してるわ」
「いや、ここは怒るとこだろ」
「ユーリのそういうトコロ好きよ」
「………」
少し恥ずかしくて目を逸らした。

考えるはフレンのこと。
今日家に帰ったら言おう。
きっと今日のこと誤解しているに違いない。
とりあえずこっちの気持ちを伝えておかなければ何も進まない。
あいつがなんと言ってこようと押し倒して口塞いででも聞かせてやる。

俺がどれだけ好きなのかを…。
5



結局あれからフレンに弁解出来ぬまま日付が変わってしまった。
家に帰ってきたフレンに何とか真実を伝えようとしたのだが
フレンの「どんな子?」「いつから好きなの?」「今度紹介してね」
「大丈夫、僕はユーリの味方だからちゃんと応援するよ!」
といもしない女の話を楽しそうにするフレンに言えなくなったてしまったのだ。
こんな状態でフレンに告るとかないだろ…
ユーリはがっくりうなだれた。
タイミング的には今までこんなに悪い時はなかっただろうというほど最悪だった。

一夜明け状況は変わらない。
ユーリはバイト先のバーで掃除用の箒に組んだ手を乗せて
その上に顎を乗せてはぁ、と溜め息をついた。
「ちょーっとちょっと辛気臭い顔しないでよね、こっちまでやる気なくなっちゃうわ」
雇い主の女性が腰に手を当ててユーリを睨んでいた。
「…あぁ…わり…」
言いながらも姿勢は変わらない。
「ん~?何かあったの?」
「いや別に…」
「あるんでしょっほら、お姉さんに相談してみなさい!」
がしっと腕を両手で抱かれて引き寄せられる。
「……鈍感過ぎて勘違いされてんだけどどうしたらいいでしょうか…」
「…鈍感過ぎて勘違い?……あぁ…」
女性は話の内容から大体察して顔をにやけさせた。
「フレンちゃんでしょ~」
思いがけずコイバナで少し顔を赤らめながら言われた。
「……ノーコメントで…」
近い顔を平然と見詰め返しながら言い返す。
「ね、ねっどこまで進んでんの?あんたらっ」
「…いやだから勘違いされてんだって…」
「バーッと襲っちゃえばいいんじゃない?」
「…それで気まずくなったら嫌だ…」
「…考えたことあるんだ…」
お姉さんが 白い目で見てきた。
その時扉の方からカタンと音がして視線を同時に送った。
そこにいたのは…
「…あ、ごめんなさい…」
大きなダンボールを持ったフレンだった。
フレンが働く八百屋とこの店は契約している。
配達に来たらしい。
「フレン、お前来たんなら言えよ…」
すっとお姉さんを引きはがしてフレンに近付く。
「あ…その…お取り込み中だったから…荷物だけこっそり置いてくつもりだったんだけど…」
申し訳なさそうな態度と赤らむ頬、泳ぐ視線。
ユーリは「は?」と怪訝な顔をした。
「……あ、これ、荷物ここに置いときますね」
「えぇご苦労様」
にっこり笑顔を返されてフレンは少し怯んだようだった。
「あ、じゃあ僕はこれでっ」
踵を返したフレンだったがユーリにもう一度向き直って近付いた。
耳元に顔を寄せる。
心なしか赤い。
「ユーリ、僕応援するから…!」
「……へ?何を?」
それだけ言うとフレンは走って店から出て行ってしまった。
「……誤解されたんじゃない?」
「…は?何が……って、は!?まさか…っ」
ユーリが気付いた時には既に遅しだった。




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ロイドktkr---っ!!!
っていうかちょっと違う…
突然居てちょっとorz…
っていうか今パパと家族水入らずなんですがvvv
あとはルークとガイとフレンーーっ
はやくこいーーっ
っていうかロイドはなぜしいなと居た!?
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