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11


「よぉ」
「あ、おはようユーリ、ネクタイ…」
「忘れた。ちゃんと薬飲んで来たか?」
「ちゃんと飲んでるよ、ボタンせめてあと一つくらいとめてくれないか」
「気が向いたらな。今日放課後空いてるか?薬持って来てんならデートしようぜ」
「で……、……気が向いたら…」
「んじゃ迎えに行くから」
頭をぽんぽんと優しく叩いてユーリは校舎へ入って行く。

朝っぱらからそんな普段よりも濃いイチャイチャっぷりを見せ付けられた生徒たちは
出来るだけあてられないように目を逸らして登校した。



放課後、人気のない所に移動したフレンは薬の入ったケースをポケットから取り出した。
中から薬を取り出して3錠。
今学期始めの発作が起きる前までは2錠だったきつい薬は1錠増やされた。
確実に…病は体を蝕んでいた。
ふぅ、と一つ溜め息を吐く。
「みぃつけた」
「!」
後ろから声を掛けられて振り向いたら、ユーリが後ろから覗き込んでいて、
顔の近さに思わず体温が上がった。
「迎えに行くっつったろ。捜したぜ。……いつもこんなとこで薬飲んでんのか?」
「…まぁ…知られたくなくて…」
「ふ~ん…」
ユーリはフレンの隣に腰掛ける。
何をするわけでもなく、隣にいるだけ。
ここは一階で上り階段の裏の空間だ。
もともとこっちの階段は使われてなくて人は全くと言っていいほど通らない。
「よくここにいるってわかったね」
今まで誰にも見つかったことはない。
3年間、一度も。
フレンが言うとユーリも真剣な顔を向けた。
「あぁ。自分でもすげぇと思う。愛の力ってやつかな」
思わずぷっと笑ってしまった。
「エスパーみたいなんだね……どっか行く?」
デートだと言っていたからどこかに出掛けるのだろうと思っていたからそう聞いた。
「ん、いい。ここに居ようぜ」
「ここ?」
フレンは首を傾げる。
「誰も来ねぇし…二人っきりだ」
「………」
かぁ、と、また顔が熱くなるのを感じる。
「素直な反応で大変よろしい。」
ユーリはからかうようにそう言った。
フレンはムッと眉を寄せる。
「…、からかってる…」
「からかってねぇよ」
「からかってるだろ…」
「二人きりになりたいなぁと思って…」
「ほら、からかってる」
フレンはふいっと顔を逸らす。
そんな姿に苦笑してユーリは後ろからその肩を引き寄せて自分の方に倒れ込ませた。
景色がユーリと天井だけになって一瞬どういう大勢なのかわからなかった。
頭はユーリの足の上で痛くなかった。
「…なに…、」
見上げる様な形で文句を言おうとした口は、
見下ろすユーリの真剣な表情に次の言葉を紡ぐことは出来なかった。
「……」
「……」
何も言葉は交わさなかった。
ただ一度だけ、唇を重ねた。




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通販の委託が開始されたようです。
よろしくお願いいたしますvvv
サンプルが1頁しかなくてすみません、うっかりでした…(爆)
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10



「小さい頃からなんだ…」
大分落ち着いてきたフレンは頭を腕の中から起こしてぽつりと呟いた。
「心臓が弱くてね…薬を定期的に飲まなきゃ発作が起きる…」
「…昨日…飲んでなかったのか?」
「…家に忘れてしまって…」
ドンッと勢いよく机を叩く音が響く。
それはフレンに向けてではなく、ユーリ自身に向けた怒りのような…。
どうして気付かなかったんだろう…
同時にフレンにも苛立ちがわく。
「なんで言わねぇんだよっ!それなら断れば良かっただろ!?」
「……言いたくなかったから…」
「あ!?」
小さな声で呟かれた言葉にユーリは怒りのまま返した。
「…言ったら…デートがなくなってただろ…?」
「…………、」
やんわり苦笑したフレンにユーリは言葉を詰まらせる。
力が抜けていく。
「……好きになれなかったんじゃねぇのかよ…」
「…うん…そうだよ……好きになっても…別れが辛いだけだから…」
「…なんで別れるんだよ、んな未来のこと…」
「僕は」
ユーリの言葉に被る様にフレンは声を出した。
「…僕は…本当は15までしか生きられないと言われてきた…」
「…っ」
「…奇跡なんだ…ここまで生きることが出来たのは……」
「んなことねぇよっ治ってきてんだよっ」
フレンは首を横に振った。
「3年の始め…大きな発作が起きた…もう…体に負担のかかることは出来なくなった…」
ユーリは3年になってから体育の授業を休むようになったという話を思い出す。
「本当は入院しなくちゃいけなくて…でも僕はそれを拒んだ…学校に行きたくて……」
フレンは濡れる瞳をユーリに向けた。
「…君に……会いたくて………」
「……」
「ここまで寿命が延びたのは君のおかげだと思うよ…君に会いたくて…
 毎日それだけを楽しみに…生きていたから……」
「………なら…素直にそう言えよ…」
「……離れ離れの未来しかないのに…それは言えないよ…」
フレンは淋しそうに笑った。
あぁ、こいつが誰かと付き合ったことがないって言うのは…
その意味がわかってユーリは拳を強く握る。
「わかっただろ?どうせいなくなる人と付き合うなんて…」
「フレン…俺バイト辞める」
「……」
「…んで…毎日…お前と一緒にいる。俺といると寿命延びんだろ?ならお前は俺と居るべきだ。」
「聞いてなかったのか?今生きてるのも奇跡なんだ……
 次の発作で確実に入院させられる…そうしたら…きっともう会えない…」
「発作なんか起きねぇよ!会えなくなることなんかねぇ!!」
ぐっとフレンの腕を引き寄せて抱きしめた。
「悪いことばっか考えんなっ!」
フレンも、そっと背中に腕を回した。


言いたくなかった。
知られたくなかった。
君ならそう言ってくれると分かっていたから…。

現実はなんて残酷なんだと、思い知らされたくなかったから……。
9


次の日、学校へ行ったら校門にいつもの顔はなかった。
ユーリは教室にも行ったが来てないと言われて眉をしかめた。

何と無く、気分が上昇しない。
今までだって朝しか会わない日だって沢山あった。
なのに、今会いたくてたまらない。
あんな別れ方をしたから元気な姿が見たいのかもしれない。


そんな浮かない気分のまま何と無く一日を過ごしていたら…。
「あ、ユーリ!」と呼ばれて振り返る。
クラスメートが小走りに駆け寄ってきた。
「お前さっきフレン捜してたよな?さっき見たぜ、遅刻して来たみたいだ」
そんな情報を得てユーリは学校中捜し回った。
だがどこを捜しても見付からず、諦めようとした放課後だった。
教室へ戻るため階段を上がっていたら「ケホ、ケホ」と咳込む声が聞こえた。
踊り場から上を見上げるとそこには捜していた人が、
夕焼けを浴びながら壁に片手をついて立っていた。
「…フレンっ」
名前を呼ぶと気が付いたフレンは顔を上げる。
「大丈夫か?やっぱ体調悪いのか?」
しんどそうに見えるフレンにユーリは心配そうに声を掛けながら近付いた。
フレンは少し逃げるように後ずさって、拒む様に「ユーリ」と名を呼んだ。
「お前昨日すげぇ体調悪そうにしてたから気になってたんだよ」
「ユーリ」
再度強い口調で名を呼ばれてユーリは止まった。
「…君は…早く返事が欲しいと言っていたね…」
「……あぁ」
フレンの口調はいつもと変わらない。
「答えはノーだ。僕は君とは付き合えない」
「……なんで?」
「君のことを好きになれなかった。これ以上の理由なんかないだろ?」
「………」
ユーリは眉を寄せてフレンを見詰める。
「…、じゃあ…」
その場を離れようとするフレンはやはり体調が悪いのか、ふらふらと壁に手を付きながら歩いた。
ユーリはその後ろを黙って付いていく。
見守るように。
誰もいない教室に入ったフレンはやっとの思いで席に座り鞄から小さなケースを取り出した。
中に入っていたものを2、3粒取り出し口に入れる。
それが薬だと、気付かない者はいないだろう。
「…やっぱ…どっか悪いのか?大丈夫か?」
「………大丈夫…少ししたら落ち着く…」
机に伏せるように腕の中に顔を埋めた。
「……帰ってくれないか…」
ぽつりと泣き出しそうな篭った声が聞こえた。
ユーリはそれでも黙って傍にいた。
隣の席に腰掛け、フレンをじっと見ている。
「…帰って…」
「嫌だ。お前が心配だ。」
やっと口を開いたユーリは強い意思でそう述べる。
「…お願いだから…」
「嫌だっつってんだろ」
フレンの具合が落ち着くまで、ユーリはただフレンの隣で見詰めていた。
8



「さてと。どこ行きたい?」
「…決めてないのか…」
フレンはがくりと肩を落とした。
「お前ゲーセンとか嫌いそうだもんなぁ」
「好きか嫌いかわからないな…行ったことがないから。」
「マジで!?」
ユーリはフレンの言葉に目を丸くした。
「…そんなびっくりすることか?」
「今時女子でも行ってるぜ?」
「…そうなんだ。」
興味なさ気に頷いたフレンにユーリは「じゃあゲーセン行ってみっか」と場所を決めた。
「ってかお前デートとかいつもどこでしてんの?」
「したことない」
「……は?」
ユーリは再度目を見開いてフレンを見た。
「したことないって。誰かと付き合ったこともない。」
「……マジか…でも告白はされんだろ?」
「…何回かは…」
一体何人の女子が涙を飲んだのだろう。
「なに、お前理想めちゃくちゃ高ぇのか?」
「…そういうわけじゃ…ないけど…興味ない」
「あぁそう…」
なさそうだなぁなんて考えながらふと気付く。
「あ、んじゃデートまでこぎつけた俺はお前の中で一番なんじゃね?」
「そうかもね」
「んじゃ付き合うか?」
「…だからさ…」
フレンがうんざりしたように言うとユーリはニッと笑って前方を指差した。
「あそこ」
指を辿ると2階建てのゲーセンがあった。



「どうだ?初めてのゲーセンは」
「…うるさい…」
「ははっ確かに」
ゲームセンターの中はBGMやゲームの音で自分の声すら聞こえにくい。
「最近学校で人気あるやつやるか。」
ユーリがフレンの手をとって引っ張る。
その時に見てしまった。
店の隅っこでいちゃつく男女。
キスをしてあろうことか暗闇の中服を捲り上げ…

寂しさだけが心の中に浮かんできて、フレンはパッと握られた手を振りほどいた。
「…?」
ユーリは振り返って首を傾げる。
居心地悪そうに眉を寄せている。
「…やっぱり…嫌い…」
振り返って店を出ようとするフレンを慌てて追いかけた。



「なんなの突然…」
店を出て少し行ったところでフレンを捕まえて事情を聞く。
「…………」
フレンは俯いたまま何も答えようとはしない。
「…あぁ…えっと…静かなとこのがいいか?」
「……出来れば。」
要求を口にしてくれて安心したユーリはじゃあ…と考える。
しかしそこでフレンの体調の変化に気付いた。
「どした?しんどいか?」
胸に手を当てて少し息を乱したフレンにユーリは心配そうに声を掛けた。
「……ごめん…今日は体調が優れないみたいだ…悪いけどここで別れてもいいかな…」
「え、あ、あぁ。大丈夫か?一人で帰れるか?」
「…、」
フレンはこくりと頷くとゆっくりユーリから離れて歩き出した。




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通販の件でご連絡いただいた方に返信させていただきました。
ご確認よろしくお願いします。
7


場所は屋上になった。
入って来た頑丈な扉を背にして二人並んで座った。
「ってか体育館倉庫でナニやらしい想像してんだよ」
「……別に何も想像なんてしてない」
「へぇ~~~?」
ユーリの態度にフレンはムッと口をへの字に曲げた。
「そんな話をするために呼び出したんなら帰る」
「んなわけねぇだろ、返事貰いに来たんだって」
ユーリは立ち上がろうとするフレンの腕を掴んで話を元に戻した。
「で?」
「でって…そんなすぐ返事なんて出来ないよ、もう少し待ってくれ」
「待ってるの苦手なんだよなぁ…」
「そんなの知らない。待つのが嫌なら他の子にしたら?君なら皆オッケーって言うだろ」
「なんだよそれ、誰でもいいみたいな言い方だな」
「なら少しくらい待ってくれないか、僕だってちゃんと考えてるんだから」
ムッとした表情のまま譲らない両者。
先に目を閉じて離したのはユーリだった。
「わかった。じゃあデートしようぜ」
「…デート?」
首を傾げるフレンにユーリは大きく頷いた。
「そ。今日の放課後、空いてるか?」
「……空いてるか空いてないかと聞かれれば空いてる」
「じゃ、決まりな。俺も今日はバイトないから」
「予定じゃなくて意思を聞いてくれないか」
「暇なんだからいいだろ、考えてんだったらアピールする機会くらい与えろよ」
「……」
自分の思い通りに話を進めるユーリにフレンは納得のいかない表情を浮かべたが
それでも嫌だとは言わなかった。
ユーリは立ち上がる。
「放課後迎えに行く」
頭にぽんと手を置いてそう言うとフレンはこくっと小さく頷いた。



放課後。
フレンは教室で帰り支度をしていた。
「…あ…」
「ん、どうした?」
声を出して手を止めたフレンにクラスメートが振り返った。
「…あ、いや、ちょっと忘れ物…」
「忘れ物って…もう帰るだけだろ?」
首を傾げたクラスメートにフレンもそうだね、と笑った。

どうしよう…
家まで取りに帰ろうか…
それともユーリの誘いを断るか…

そんなことを悩んでいたら。
「フレン」
と呼ぶ声がして振り向いた。
そこには優しい笑みを浮かべたユーリが立っていて、
「行こうぜ」
とフレンを誘った。
フレンにはまるで選択肢がないようにカタンと席を立った。



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本日とらのあなさんに委託申請してきました~~
返信には3日~1週間くらいかかるって?ふ~ん…。
ってもっと時間かかると思っていたらもう納品依頼きた。早っ!!!(;゚Д゚)!
というわけで。
壬が25日にとらさんに納品いたしますので
自家通販はそれにて一旦中断させていただきたいと思っております。
委託していただいて自家通販してるってどうなのかと思ったので。
25日のお昼12時まで自家通販のご注文を受け付けますで
それ以降はとらのあなさんにてお願い致します。
ないと思いますが壬の手元にある部数-納品依頼部数が完売した時点で
終了させていただきますのでご了承ください。


今日通販おまけ描いてたんですがおまけの方がいちゃいちゃしてしまった。
ごめんなさい。楽しかったwww
買ってくださった方には皆さん見られるようにはしたいと思っておりますので
わざわざイベントで買ってくださったのに損するみたいなことには
ならないようにしますね。いらない配慮かもしれないですがww
無配もおまけも本のネタちょっともらってる感じなので
ギャラリーに上げるのはネタバレだしな、という感じなんですよ。すみませんややこしくて…(汗)
6


見詰め合った二人は授業の終わりを告げるチャイムで我にかえる。
「…授業終わったね…」
カタンと席を立つフレン。
何事もなかったかの様に振る舞うフレンをユーリは呼び止める。
「なんかねぇの?」
「なんかってなに?」
「俺人に告んの初めてなんですが。」
「…あぁ、今までされる側だったってこと?」
「そうじゃなくて、返事とかくれねぇの?」
「…ん…」
フレンは部屋の戸に手を掛けガラッと開ける。
部屋を出る直前、振り向いて、
「考えてあげる」
とふわりと笑った。





心の底にあって自分でもわかっていなかった想いを打ち明けたというのにこのあっさりさはどうだ。
まぁ深く考えないで「自分も」と返事をされて、
後からよく考えたら違うみたい、なんて言われたり
キモいと一蹴されるよりはいいのかもしれないが。
とにかく考えると言ったんだ、脈はあるということだ。
期待せずに待っていよう。

ただ明日からどんな付き合い方になるのか、それが気になった。



「ネクタイ!」
「……」
拍子抜けとはまさにこのことだ。
「…もうちょっと…変化みたいなものはねぇのかよ」
「それは君に言いたい。」
ここまで変わらないとは何事だ。
「……考えてくれてんだよな?」
「考えてるよ、でもこれとそれとは別問題だ。」
あぁそうですか。
「ボタンもちゃんと閉めろ。」
「返事くれたらな」
「じゃあ僕は君がちゃんとしてくれたら返事をするよ」
「……屁理屈こねやがって…」
ムッとしたユーリにふわりと笑ったフレンの表情は明らかに今までと違った。
「明日はちゃんとしてきて」
そんな顔するから、不覚にもドキッと心臓を高鳴らせてしまった。

ふらふらとその場を離れた。
ヤバい。非常にヤバい。
まるで恋する乙女ではないか。俺キモい。
俺が乙女でどうする。
俺はあいつに乙女になってほしいのに。
…ダメだこの思考が既にキモいとか有り得ねぇ。
やっぱり大人しく待ってるからいけねぇんだよ。
そんなのは性に合わないんだ。


「ってことで来てやった」
「…せっかちだなぁ…」
教室で堂々と呼び出して返事をしろと迫った。
場所を変えようかと言うからじゃあ体育館倉庫にするかって言ったら即座に却下された。




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通販なんですがとらのあなさんなどに委託も考えてます。
どっちがいいんでしょう。よくわからない。
暫く様子見ます~。
委託して欲しい~とかご意見ありましたらよろしくお願いします。


そして何月のインテに申し込めばいいのかわからないwww
5


「君らしいね。」
落ち着いて、ユーリの言葉に耳を傾けるフレン。
どうして今までそうしてくれなかったのか不思議なくらい自然だった。
「ユーリみたいな人がいてもいいと僕は思うよ。」
あ、初めて名前を呼ばれた。
ユーリはぴくりと反応した。
「僕もそういうの賛成だし。でも立場上許すわけにはいかない。
 君を黙認してしまうと周りが真似して大変なことになる。」
「…言ってることとやってること違うくね?なんで風紀委員なんてやってんだよ」
「だって誰もしたがらないでしょ?」
やんわり微笑んだフレンにユーリは「は?」と首を傾げた。
「嫌な仕事だよね、人に注意してばっかり。でも必要だ。」
「…だから手を挙げたのか?」
「いや、最初は先生に言われたからなんだけどね」
フフッと笑った。
「でもやって良かったと思うよ。」
「なんで?」
フレンはユーリの目を真っ直ぐ見詰める。
「………君に会う口実ができる…。」
「………へ?」
突然の言葉にユーリの思考は遅れてしまった。
「本当は楽しみにしてた。君に会うの。君は毎日自由に生きてて格好いいと思うよ」
「………」
まさか、そんな風に思われていたなんて…。
「…俺も…お前に会うの楽しみにしてた。」
ユーリの言葉にフレンは目を丸く見開いた。
「どうして?僕は君に怒鳴ってばかりなのに。」
「…そうだな。いつもうるせぇなとか毎日同じこと言ってよく飽きねぇなとか思ってたけど…」
「…そりゃそうだろうね」
フレンは苦笑する。
ユーリは話を続ける。
「けど…会いたくないと思ったことはないし…校門とこに居るの見付けるとなんか嬉しかったし…
 他の奴に構ってるとイラつくし、俺だけ見てりゃいいのにって思う」
「………」
フレンは黙ってきいている。
「…俺、お前のこと好きみたいだ。」
「…………」
まるで本人すら初めて気付いたと言う風に。
フレンはその言葉を心の奥で聞いていて、心の全部に染み渡るのを待つかのように目を閉じた。
そして、愛しそうな笑みを浮かべてユーリを見る。
「…ありがとう…」
ユーリもただずっとフレンを見詰めた。




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OFFページ開通しました。
と言ってもまだ仮、なんですが…(汗)
そんな仮な中早速メールいただきまして…っなんとありがたいことか…っ!!!
実は通販するにあたって何かお礼もしたいと考えてますので
それ刷るようのプリンターのインクをただいま発注中です。
(オンリーの無配ペーパー漫画で切れてしまって…;;プリンター使えないんですよ…っ;;
 おかげでオンリーの時のプライスカードを刷れなくて大変みすぼらしいモノを飾ることに…;)
そのための準備期間だったりします。あとネタを考えないと、とか…っ
あとゆ/う/ち/ょ/ダ/イ/レ/ク/トにも本日申し込みましたので
手続きが終われば楽に進むんじゃないかと~~~vvv
必要そうなもの(封筒とか)は本日揃えてきまして、普段面倒くさがりやの自分が
同人の話になったらなんと行動力のあることかと驚きます(笑)
それではそれではっ本格始動しましたらどうぞよろしくお願いいたします。
4


「はい、いいわよ」
「ありがとうございます」
フレンはお礼を述べて服を整えた。
ブラ工から来ている擁護教諭のジュディスは聴診器を耳から外す。
「最近はどう?」
「変わりないです」
「そう。何かあったらすぐ言ってね」
「………先生…あの…僕…」
フレンが何かを言おうとした時だった。
ガラッと遠慮なく扉が開けられた。
二人は入ってきた人物を見る。
「…珍しいね…」
そう呟いたのはフレンだった。
ユーリは検診していたらしい格好のフレンを見て首を傾げながら言った。
「なに、どっか悪いのか?」
「…まぁ…君は?」
「ん、あぁ、えっと…腹が痛くて」
ジュディスはクスッと笑って席を立つ。
「じゃあ、私は帰るから。あとこれ、腹痛に効く薬。」
はいと手渡されるそれを「サンキュ」と受け取る。
「とてもよく効く薬なのよ。だから仮病なら飲まないでね、お腹下しちゃうから」
ニッコリ笑顔で言われてユーリの顔も引き攣る。
「じゃあ、お大事に」
そう言うとジュディスは保健室から出て行った。


部屋に残された二人。
ユーリはとりあえずベッドに座った。
「飲まないのか?」
言われてユーリは「仮病だからな」と開き直った。
「お前は?今体育だろ?」
「…うん…」
少し寂しそうに微笑まれた。
「なんか最近体育には出てねぇって聞いた。調子悪いのか?」
「…少し、ね。」
聞いて欲しくないようなのでユーリは追及したいのをぐっと堪えた。
そんな沈黙の中、フレンがユーリを見ながら微笑んだ。
「初めてだね、こうやって落ち着いて話すの…」
ユーリは「ん~…」と考えるようにして言う。
「俺はいつも落ち着いてるけどな」
「………」
フレンは目を丸くして、思い浮かべて、「あぁ、確かに。」と言った。
意外な一面だ。
突っ掛かってくるのかと思った。
こうやって、冷静に話してくれるタイプは割と好きだ。
「…言わねぇの?」
「何を?」
「ネクタイしてねぇしボタンも開けてるし。」
「…言ったって聞かないくせに。」
フレンは苦笑した。
「どうしてそうやって反抗するんだ?」
「……ん?」
「何か理由があってやっているんだろう?」
「…理由ってか…そうやって決められてんのが嫌なだけだ。俺は自由に生きたいタイプなんだよ。」
言うとフレンはこくりと頷いた。




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オフ本の通販を考えております。
まだちょっと時間かかると思いますが開始したらよろしくですvv
色々勉強してます。
お客様負担を減らすために自家通販で考えております。
アンケは引き続きお願いいたします~~参考にさせていただきますv
投票してくださった方々ありがとうございます!!
今回のイベントで今後活動していくなら刷る量とかも参考になりました
先のことはわからないですがね、描きたいネタはありますvv


いただいた差し入れが宝物すぎて手が付けられない。ありがたすぎる!
お手紙とか直筆だよ…っ!!お気持ち伝わってきて嬉しいです~~(><)
元気もらえます、ありがとうございますっほんとっ!!
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