忍者ブログ
QLOOKアクセス解析



□最新記事がTOPにない場合があります。 ■カテゴリーをクリックしていただくと更新されている場合があります。 □予約更新機能が不安定のようです。
961  960  959  958  957  956  955 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。






ユーリは昨日女と別れた場所に力無く横になっていた。
手には林檎飴。

もう陽も昇る時間。
昨晩の祭で夜通し踊っていた一部の大人たちが踊り疲れてばたばたとその辺に倒れている。

「…ユーリ」
帰らないユーリを心配して捜しにきたフレンはまさかと思い昨日別れた場所に来てみたら
ユーリがそこに横たわっていた。
ユーリはその目をゆっくりフレンに向ける。
食べ物を持って、昨日自分といた場所に一晩中いたユーリにフレンは切なくなる。
「…ユーリ、風邪ひくよ」
こんなところでなにしてたんだ?とその体を起こしてやる。
「…遅ぇ…やっと来た」
ユーリはフレンに飴を差し出す。
「ん」
「?くれるの?」
フレンはきょとんとしながらそれを見詰める。
「お前が買ってこいっつったんだろ」
「……い、言ってないよ、僕昨日はずっと騎士団に…」
ユーリは何も言わずにふらふらとフレンに手を伸ばした。
「俺はフラれたんですか」
フレンの言葉は無視して話を進める。
ガラスの靴を落として行ったわけではないから確証はない。
ただ、感じた。
この女はフレンだと。
「お前は俺を好きだって言ってくれたんじゃなかったのか?」
ユーリの指はフレンの頬を撫でる。
「………」
ユーリは全て気付いている。
フレンは深呼吸してユーリを見る。
「…好きだよ。」
「昨日の格好は?」
「魔女に…魔法を…」
「………」
なんとファンタジーな理由だ。
そんな理由思い付くか。
さすが期待を裏切らないフレンだ。
ユーリは、ハハッと笑いながらフレンを抱きしめた。
匂いも、髪の柔らかさも、昨日の女と同じ。
体は固くて、なにより
「胸がなくなった」
少し寂しそうに言ったユーリにフレンは苦笑する。
「やっぱり女の子がいい?」
「いや、お前がいい。」
はっきり、間も置かず。

「一緒に踊ったら結ばれるんだよな」
「踊ったっけ」
「くっついてただけか」
「ユーリがあんな風に人に触れるとは思わなかった。なんか恥ずかしい」
「お前だって確信したからだよ」
「どこで気付いたんだ?」
「最初から似すぎだろ」
「…そっか…」
「いやでも夢見せてもらった。やっぱかわいかった。」
「…それはどうも」
「あれ、ヤキモチか?自分にヤキモチ焼いてる?」
「焼いてない」
「心配しなくても男でもちゃんと愛してやるよ」
「なにそれ、ユーリキャラが違うよ」

二人はずっと抱き合ったまま、笑い合った。
PR
この記事にコメントする
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASSWORD   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
06 2026/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
性別:
非公開
自己紹介:
ユリフレが好きすぎて辛い
最古記事
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
バーコード
■絵日記2 Produced by 翔  AD :忍者ブログ [PR]

SimpleSquare WHITE ver.2 Edit by : Tobio