忍者ブログ
QLOOKアクセス解析



□最新記事がTOPにない場合があります。 ■カテゴリーをクリックしていただくと更新されている場合があります。 □予約更新機能が不安定のようです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3


「うぅ…体がだるい…」
蕎麦も食べてお楽しみも終わった元旦。
御来光もベッドの中で二人素っ裸でカーテンごしにうすらんでいくのを感じるだけという
情緒も何もあったもんじゃない感じで迎えた。
「お前さ、その台詞結構エロい」
「な、何がだよ!?」
「いや、自然と思い出すことになんじゃん、誘ってんのかと勘違いすんぞ」
昨日のボーナスのプリンを使ったプレイはなかなかマニアックで良かったなぁ…
うっかり思い出してしまったじゃないか。
「べっ別に誘ってなんかないよっ」
顔を真っ赤にして首を振る。
「なんだよ、誘ってくれねぇの?」
ユーリが身を乗り出してフレンの頬にキスをする。
「ひゃっな、何するんだよっ」
「可愛い可愛い、やっぱこうじゃなくちゃなぁ」
ユーリは昨日の自分ばかりからかわれたことが今だに引っ掛かっているらしい。
「ん、フレン俺のこと好きか?」
「なっなんで今…っ」
「好きか?言ってみ?」
「昨日言っただろ!?」
「今聞きたい」
フレンは普段なら恥ずかしがらずに言えるようなことも雰囲気によっては態度を180度変える。
この恥ずかしがってんのが可愛いんだよなぁ
ユーリはしみじみ思う。
「…ゆ、ユーリは…?」
「ん?」
「ユーリは…?昨日だって結局僕だけしか言ってない…」
「聞きたいか?昨日あんなに体に教え込んだのに…」
「こ、言葉にしてくれ…っ」
顔を真っ赤にして思い出させるなと睨まれる。
「好きだぜ、すげぇ好きだ、フレン」
ユーリは額、瞼、鼻、頬とキスを落としていく。
フレンは目をギュッと瞑って堪えている。
こういうムードの時は完全に二人の優劣がはっきりする。
「愛してるよ、フレン。…ほら、お前も言えよ、俺ばっかり好きみてぇじゃん」
と拗ねたように言うとフレンは「う…」と言葉を詰まらせた。
「…好きだよ…」
ぽつり恥ずかしそうに呟く。
その声を聞いてしまったらもう抑えるのは無理だった。
「…っフレン…!!」
「ゆ、うわっ」
ユーリは思いっきりフレンに抱き着き、キスをして、

そしてそのまま…。


また更にだるくなった体を気遣って、
ユーリが午後になって漸く雑煮を作り始める幸せな元日だった。




-------------------------------------------------------------------------------------

あけましておめでとうございますーーーっ!!!
今年も皆様にとって良い年でありますように。
そして今後ともよろしくお願いいたします!!!

正月早々肌色の多い絵ですみません。
あまり反省もしてませんが(笑)

明日からはアレフレ風味シリアスユリフレです。
PR
2


「あれは浮気じゃねぇからな!お前だって見てただろ」
すっかり暗くなってしまった帰り道を行く。
ユーリは先程のことを弁解し続けている。
「見てたよ、ユーリが大事そうに紙をポケットに入れるのを」
「あんなんなんか捨てらんねぇだろ!?」
「…連絡取ったら浮気だからな」
「心配ねぇ店長に押し付けてきた」
親指を上に立ててビジッとフレンにどうだと向けた。
フレンは苦笑を漏らす。
「いいの?美人だったのに」
「お前には負ける」
「変わってるよね、ユーリは」
ふふっと笑うフレンだがユーリは許してもらえたことに安堵するが内心は不安でもあった。
この恋人はイマイチ自分の魅力というものを理解していない。
恋人を狙う輩から守るのも楽ではない。

というかさっきフレンは笑って許してくれたがこれがもし逆の立場ならそうは出来なかっただろう。
俺は心が狭いのだ。
あんな場面に出くわしただけで頭に血が上り問答無用であの輪の中に入り
紙を奪い取って破って捨て去り、こんなコンビニ辞めてしまえとまくし立てるに違いない。
いや良く出来た恋人だ。
そのくせ二人きりの時には甘えてくるから可愛い。
「なぁ、」
「ん?」
少し先を歩いていたフレンを呼ぶと顔をこちらに向けてくれた。
「俺のこと好きか?」
「え、どうしたの急に…」
途端顔をぽっと赤らめて素直で可愛いったらない。
「俺のこと好き?」
「ぅ…うん…」
「そっかそっか」
目を逸らして恥ずかしそうに頷くフレンに満足そうに頷くユーリ。
「…で、なんなの」
フレンが少し怪しんで眉を顰める。
「なんもねぇって。ただ聞きたかっただけ」
「………」
本当に理由はない。
フレンに好きだと言ってもらいたかっただけだ。
満足して今度はユーリの方が先を歩いていたのだが「ユーリ」という声に振り返った。
「ん、どうした?」
「好きだよ、ユーリ」
「…、ん、うん」
「愛してるよ。誰よりもね」
真顔で真っ直ぐ前を見据えて大胆な告白をしてくるフレンに降参したのはユーリだった。
「……いや、俺が悪かった…もういい…」
顔は真っ赤。
俯いて隠そうとしているようだが耳まで赤くて隠しきれていない。
「あはは、ユーリ顔真っ赤だよ」
忘れていた。こいつはこういうこと結構平気で伝えてくるタイプだった…。
ベッドの中では顔を真っ赤にして泣きじゃくるくせに…
ってやばい、自分で理性崩壊させてどうすんだ俺。
その時、かすかにゴーン、ゴーンと音がした。
「あ、除夜の鐘…」
携帯を見ると0時0分。
「あーあ、こんなとこで新年迎えちまったな」
「明けましておめでとう、ユーリ。今年もよろしくお願いします。」
頭を丁寧に下げてにっこり微笑んだフレンにユーリは顔を赤くして
「あ、こちらこそ…」とぶっきらぼうに答えた。
フレンはそんなユーリを見て微笑む。
なんだかさっきからやられてばっかで納得がいかない。
「早く帰って蕎麦食べちゃお!」
フレンがユーリの手を握って少し速めに歩き出す。
ユーリは引かれるままに歩調を合わせていたが悪戯を思いついたようににやりと笑うと
フレンを追い越して逆にフレンを引くように速足で歩いた。
「そうだな、やらなきゃいけないこともあるからな~」
「え?」
フレンは首を傾げながら前のめり気味にユーリに付いていく。
「やらなきゃいけないこと?」
「そ。」
「何?何かあった?」
「決まってんだろ、ひ・め・は・じ・め」
「ひめ……ってっ!!!」
事を理解したフレンはぼっと顔を赤くする。
これだけでも少し気が晴れるがまだまだこれからだ。
俺をからかった代償はその体で存分に返してもらおう。
二人はいつの間にか走って家へ向かっていた。




------------------------------------------------------------------------------------------

今回のは切りどころがなくていつもより少し眺めです。
明日で終わります~~
1


「もうちょっとで終わるから…ホント悪ぃな…」
「いいよ気にしなくて…レジ並びだしたよ」
「げ、じゃ待っててくれな」
ぽんと頭を撫でてレジへ走って行く。
フレンはぶらぶらと店内を歩いて時間を潰して過ごした。

今日は大晦日。
二人で仲良く特番でも見ながら年越蕎麦を啜って静かに新年を迎えるはずだったのだが。
今日の朝ユーリの携帯が鳴り人手不足でバイトに駆り出されて今に至る。
夜10時までという予定で入ったはずが減らぬ客を捌くため残業になり今や11時。
24時間年中無休の便利なコンビニ営業の裏で犠牲者は付き物だ。
蕎麦は食べられるんだろうか、と迎えに来て既に1時間がたとうとしているフレンは
そんなことを考えながら商品を見て回る。

列んでいた客も捌ききって大分空いてきた頃
「お兄さん超カッコイイじゃん!」
レジの方から若い女性の声がした。
そちらへ目をやるとユーリが対応していた若い女性の二人組がレジで騒いでいた。
「ねぇねぇメルアド交換しようよっ」
「あ、私も私も~」
「や、悪ぃけど…」
「私のここに書くから後で連絡頂戴!」
「人の話聞けよ…」
ユーリを置いて話は進む。
「はいこれ私のアドレスね!」
女性が袋詰めをしていたユーリの手をとって紙を握らせる。
「だから受け取れねぇって…」
「連絡くれなかったらここ通いつめるから!」
「いやちょっと…」
「じゃ、お金ちょうどね~連絡待ってるから~」
「え、おいっちょっ…」
二人組の女性は自動ドアをくぐって出て行ってしまった。
手に握らされた紙を呆然と見る。
捨てるのも何だか気が引けてとりあえずポケットへしまった。
「浮気者」
「えっ!?」
フレンがその一部始終を見てぽそりと呟いた言葉はユーリを酷く動揺させた。
「や、違うだろ不可抗力だろ今のはっ」
「美人だったね、今の子たち。」
「フレンっ」
カウンターから飛び出てフレンの所に駆け寄ろうとした時、品だし中だった店長がユーリに叫んだ。
「ユーリもう帰っていいぞ!客が引いてる今のうちに行ってくれ!今日は助かった」
言いながら商品のプリンをユーリに向かって放った。
ユーリがそれをキャッチする。
「ボーナスだ。ご苦労さん」
「あ、サンキュ店長。すぐ着替えて来るからここ居ろよ」
ユーリは慌ててバックヤードへ下がる。
フレンはまたしばらく店内を見て回った。





-----------------------------------------------------------------------------------------

店長はナイレンのイメージです。
 [HOME] 
カレンダー
06 2026/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
性別:
非公開
自己紹介:
ユリフレが好きすぎて辛い
最古記事
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
(12/30)
バーコード
■絵日記2 Produced by 翔  AD :忍者ブログ [PR]

SimpleSquare WHITE ver.2 Edit by : Tobio